【18歳未満のお子様にスマホを渡す前に、保護者の方は必ずお読みください】
子どもや未成年者が巻き込まれるネットトラブルが増加しています。
スマートフォンを持つことによって、誤って有害情報を閲覧してしまったり、個人情報が流出してしまったりなどといった、思わぬトラブルが発生するリスクがあります。
ネットの危険からお子様を守るために、お子様の利用するスマートフォンにはフィルタリングサービスを設定しましょう。また、適切にインターネットを利用できるよう指導することも大切です。
青少年インターネット環境整備法が平成29年6月に改正されました。
18歳未満が使用者である場合、保護者には青少年のインターネット利用情報を把握・管理し、青少年のインターネットを適切に活用する能力の習得の促進する努力義務が課されました。
フィルタリングサービスは、特定のインターネット上の情報へのアクセスをブロックするもので、インターネット上の違法・有害情報の閲覧等のリスクを軽減できる有効な手段です。ただし、リスクを完全に除去するものではありません。
フィルタリングサービスを利用するとともに、保護者による利用情報の把握・管理や、ネットリスクに関する指導が必要です。
スマートフォン端末上でフィルタリングサービスを設置することが可能です。
アプリや携帯電話機によって操作方法が異なります。
有害なウェブサイトにアクセスできないようにする
●方法1: iPhoneの標準機能でWEBサイトを制限する(iOS 7以上)
→設定方法はこちら●方法2: 他社のフィルタリングサービスを利用する(有料)
iPhoneの標準機能よりも細かくフィルタリングすることができます。
詳しくは提供元にご相談ください。(例:ネットスター、デジタルアーツなど)
他社のフィルタリングサービスを設定した上で、
iPhoneの標準ブラウザSafariを利用できないようにします。 →設定方法はこちら
対象年齢外のアプリの利用やダウンロードを制限する
iPhoneアプリのコンテンツのフィルタリング(利用制限)の方法はこちらから
有害情報にアクセスできないようにする
- Googleの検索制限をかける(セーフブラウジング) →詳しくはこちらから
または- 他社のフィルタリングサービスを設定する(有料)
詳しくは提供元にご相談ください。(例:ネットスター、デジタルアーツなど)
対象年齢外のアプリの利用やダウンロードを制限する
Google Playのコンテンツのフィルタリング(利用制限)の方法はこちらから
アプリによっては、アプリ内で制限がかけられる場合があります。
できるだけ設定し、お子様が安全にスマートフォンをご利用いただけるよう保護者の方が管理しましょう。
設定例)Youtubeの制限付きモード
参考)LINEの年齢認証について
上記の方法だけではお子様を完全に守ることはできません。
以下の例を参考に、各ご家庭にてお子さまとの会話を通じネットリスクに対応できる知識の育成をしましょう。
◆インターネットでのブログ/掲示板/プロフなどの書きこみ
書きこんだ情報の流出/拡散の恐れがあるので、個人情報などの大切な情報は決して書きこまないように指導する◆SNSなどのコミュニティサイトでの友達づくり
なりすましなどで犯罪者が狙っている可能性もあるので、身元がわからない人とは
むやみに個人情報を交換したり、実際に会ったりはしないこと。◆スマートフォンの使い過ぎで生活リズムが乱れる
日常生活に支障が出ないよう、ご家庭で話し合って決める◆保護者に内緒で課金、ネットショッピングを行う
ゲームで高額の課金、オンラインショッピングサイトで詐欺被害など
お金にかかわるトラブルが起きないよう注意する
総務省関連資料リンク
今、保護者ができること ⇒ いざという時の相談窓口なども記載されています
インターネットトラブル事例解説集(平成26年度版)