アメリカ合衆国にある50の州をそれぞれ紹介するアメリカ50州大解剖シリーズ。今回はハワイ州を紹介します。
ハワイ州について
州都:ホノルル
地域:ハワイ諸島
最大都市:ホノルル
人口:1,455,271人(2020年)
愛称:Aloha State
州の公用語はハワイ語と英語となっている。
日系人・日本人も多く住み、日系の会社・お店が多く、日本人の好む食材などが他の州と比べ、入手しやすい。
ハワイ州の地理
日本とアメリカ大陸の間の太平洋のど真ん中に位置する、四方を海に囲まれたハワイ諸島。ハワイ州はハワイ、マウイ、オアフ、カウアイ、モロカイ、ラナイ、ニイハウ、カホオラウェの8つの島と100以上の小さな島が含まれる。アメリカ50州のうち、唯一陸に属さない。
8つの島のうちニイハウ島は王族とその血族などしか住めない特別な島。
ハワイ州の気候
一年を通して暖かい熱帯性気候で、安定している。ハワイには夏と冬しかないと言われるが、日本で言われる夏と冬のイメージとは全く異なる。
夏は乾季で雨が少なく、気温は25~27度の間で安定している。冬は雨季で雨が多く降るとされるが、日本の梅雨のような降雨量ではなく穏やかである。冬季の間も平均気温が23~24度の間と年間通して大変恵まれた気候。マウナロアなど高山では冬はスキーも可能。
ハワイ州の人口構成
ハワイ州はアジア人が多く、4割がアジア系と言われる。アジア人の内訳はフィリピン系、日系、中国、韓国、ベトナムの順で多い。
ハワイでは非白人の割合が7割となっているが、米国の平均は白人が約58%(2020年国税調査)なので、全米平均の結果と逆転している状態の州と言える。
ハワイ州の州都
ハワイ州の州都であるホノルル市はオアフ島にある。オアフ島にはワイキキビーチやダイヤモンドヘッドなど有名な名所がある。ホノルルは言わずと知れた観光名所だが、ハワイ王国の首都だった場所でもある。現在は高層ビルが立ち並ぶ。
ハワイ州の名所あれこれ
おすすめ定番スポットとしてはなんと言ってもオアフ島のワイキキビーチ。ショッピングやレストランなども楽しめ、まさに定番のリゾート地。ダイヤモンドヘッドは朝日を見る絶景スポット。ワイケレにはアウトレットモールがありブランド品を格安で手に入れられる。再開発で盛り上がり、町中がアートに溢れたカカアコ地区も必見。
ハワイ島にはキラウェア火山とサーストン溶岩洞のあるハワイ火山国立公園や、地球上で最大の活火山マウナ・ロアがある。
マウイ島のハレアカラ国立公園、歴史の面影が色濃く残るラハイナも必見。
ハワイ州はどの島も素晴らしい魅力に溢れています。
まとめ
アメリカ合衆国にある50州の中から、今回はハワイ州をご紹介しました。
アメリカの州一覧と各州の特徴はこちらの記事で解説していますので、各州の特徴をまとめて読みたいという方はぜひご覧になってください。