アメリカ合衆国にある50の州をそれぞれ紹介するアメリカ50州大解剖シリーズ。今回はオレゴン州を紹介します。
オレゴン州について
州都:セーラム
地域:西部
最大都市:ポートランド
人口:4,237,256人(2020年)
愛称:Beaver State
オレゴン州の地理
オレゴン州はアメリカの西部にあり、西は太平洋、南はカリフォルニア州とネバダ州、北はワシントン州、東はアイダホ州に面す。
海、山に囲まれ、氷河跡の残るカスケード山脈には火山がある。西部の降水量が多い森、過ごしやすい沿岸の街など彩り豊かな環境。
南部にはクレーターレイク国立公園はアメリカで最も深い湖とされ、レッドウッド国立公園には世界最大のセコイアが生える。
オレゴン州の気候
西部の太平洋沿岸では比較的温暖で安定し、一年を通して過ごしやすい。しかし、東部の標高が高い砂漠エリアは乾燥し、極端に暑くなる場合もある。
最も人口が多いポートランドは11月が雨量が最も多い月で月の半分以上が雨である。
オレゴン州の人口構成
2020年の国勢調査では約80%が白人、12%がヒスパニック、1.7%が黒人、約4%がアジア人であった。
かつて日本からの移民がポートランドでコミュニティを形成していたが第二次世界大戦で強制収用され、キャンプへ隔離された歴史も残っている。現在日本人の人口が多いカウンティ(群)はMultnomah County と Washington Countyで、両方とも3000人以上の日本人が住んでいる。
オレゴン州の州都
オレゴン州の州都はセーラム。ポートランドに次いでオレゴンで2番目に大きい都市。かつては農業や食品加工業で栄えたが、現在は音楽、映画、アートなど文化が花咲く都市となっている。
オレゴン州の名所あれこれ
文化にも自然にも恵まれたオレゴン州にはさまざまな名所が。ウィラメット国有森林、スティーンズ山、フッド山などアウトドア好きにはたまらないスポットが多数。地ビール、ワイナリーも多く、チーズのお祭りがあったり、グルメスポットも充実。
オレゴン州には消費税がなく、観光客にとってはブランド品、化粧品など高額商品を買うのにも最適なショッピング天国。
また、ポートランドには日本庭園がある。クレーターレイク、ワシントンパーク、コロンビア川沿いの渓谷、映画「グーニーズ」のロケ地でもお馴染みキャノンビーチなど息を飲む美しい必見スポットも多数ある。
まとめ
アメリカ合衆国にある50州の中から、今回はオレゴン州をご紹介しました。
アメリカの州一覧と各州の特徴はこちらの記事で解説していますので、各州の特徴をまとめて読みたいという方はぜひご覧になってください。