アイオワ州 ~アメリカ50州大解剖~

アイオワ州

アメリカ合衆国にある50の州をそれぞれ紹介するアメリカ50州大解剖シリーズ。今回はアイオワ州を紹介します。

アイオワ州について

州都:デモイン
地域:中西部
最大都市:デモイン
人口:3,190,369人(2020年)
愛称:Hawkeye State

アイオワ州の地理

北側の州境は直線に引かれミネソタ州と接し、南もほぼ直線に境が引かれてミズーリ州と接している。西側はミズーリ川とビッグスー川を境界にネブラスカとサウスダコタ州に面し、東側はミシシッピ川を境界線にウィスコンシンとイリノイ州に面している。

スピリット湖、ウェストオコボジ湖、イーストオコボジ湖の三つはアイオワ・グレート・レイクスと呼ばれる。

アイオワ州の気候

他の中西部の気候の特徴と共通するように、夏は暑く、冬は寒い。

春は竜巻や雷雨が多く、夏場は湿度が高く降水量が多い。秋は紅葉が美しく過ごしやすい。冬は乾燥しているが、月に平均20センチ前後の降雪量がある。

アイオワ州の人口構成

約91%が白人、約3%が黒人、約2%がアジア人と言われる。 白人の内訳はドイツ、アイルランド、イギリス、ノルウェーに起源がある人々が多い。

アイオワ州の州都デモイン

アイオワの州都は以前はアイオワシティだったが、1857年にデモインに移された。その後19世紀後半のデモインは炭鉱として発展したが、現在では保険、出版、金融が主力産業となっている。

また4年に一度のアメリカ合衆国の大統領選挙では、慣例で大統領候補者の集会がデモインにて全米で一番最初に行われるため有名である。デモインでの候補者演説や一般市民へのアピールは非常に注目される。

楽しいショッピングができるアンティークモール、ブランクパーク動物園、デモイン植物園、パパジョン彫刻庭園などアトラクションも豊富。

アイオワ州の名所あれこれ

観光地としては見落とされてしまいがちなアイオワ州だが、魅力は各地に沢山詰まっている。第31代目大統領のフーバーの出生地でもあり、彼の名のついた国立歴史史跡および大統領図書館・博物館もある。

アイオワシティは文学都市としての側面もあり、イベントも開催される。

映画「フィールド・オブ・ドリームズ」はダイアーズビルを舞台に撮影された。またウィンターセットは小説・映画の「マディソン郡の橋」で登場したRoseman Bridgeの特徴的な屋根付き橋がある舞台としても知られる。ウィンターセット近郊にはこのようなタイプの橋が全米で一番密集していると言われる。

北部のメーソンシティにはフランク・ロイド・ライトが手がけたヒストリック・パーク・イン・ホテル、ストックマンハウス博物館がある。

また、全米の中でも非常に治安が良い州の一つとされる。

まとめ

アメリカ合衆国にある50州の中から、今回はアイオワ州をご紹介しました。

アメリカの州一覧と各州の特徴はこちらの記事で解説していますので、各州の特徴をまとめて読みたいという方はぜひご覧になってください。

アメリカ合衆国にある州と各州の特徴を紹介します。アメリカ合衆国には全部で50の州があります。また、首都であるコロンビア特別区(通称ワシントンD.C.)は、どの州にも属していません。全米50州に1特別区を加え、各州の特徴を解説します。

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監修者
ハナセル店長 吉田

モベルコミュニケーションズ取締役
アメリカ携帯電話業界に20年携わる専門家

小学生の頃に日本を離れた後、海外の大学に進学。海外携帯電話会社に入社し、現在も海外生活を続ける。
2007年、一時帰国の度に感動する日本品質のサービスを米国在住者にお届けしたいという想いから、日本人のためのアメリカ携帯サービス「HanaCell(ハナセル)」を立ち上げる。
コラムでは、一般の方にもわかりやすいアメリカ携帯電話に関する情報や、バイリンガルを活かしたアメリカ生活情報の発信・監修を行っている。

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