アメリカで初めて携帯電話を持たせる年齢は?

携帯やスマホはもはや生活の必需品となって久しい存在ですが、初めて持つ際には年齢に沿った周りのサポートも必要です。

今回はアメリカで初めてスマホ・携帯を持たせる年齢と保護者の注意点についてご紹介していきます。

アメリカの子供が初めてスマホ・携帯を持つのは10歳!

アメリカの子供が初めてスマホ・携帯を持つのは10歳!

アメリカの子供が初めてスマホや携帯を持つ平均年齢は10.3歳。

日本だと中学生または高校生になってから子供に渡す人も多いようなので、アメリカの方がスマホ・携帯を持ちはじめるのが早いことが分かります。

アメリカでも未成年のスマホ依存などの問題が深刻

スマホの普及により、アメリアでも未成年のスマホ依存などの問題が指摘されています。

12歳以上を対象にしたアンケートでは、手の届く範囲にスマホを置いている率では以下のような結果が出ています。
アメリカでも未成年のスマホ依存などの問題が深刻
引用元:平成26年度アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリアにおける青少年のインターネット環境整備状況等調査

「ほとんどの時間手元に携帯を置いている」と答えた人を含めると、実に8割以上の人が多くの時間をスマホに費やしていることが分かります。

スマホを長時間使っていることのデメリットやリスクは健康状態への影響も考えられますが、特に気になるのがオンラインでのトラブルに遭遇すること。

・未成年の性的搾取
・性的なメッセージ、性的な画像を誰かに送る行為(セクスティング)
・青少年のネット上でのいじめ
・元交際者によるリベンジポルノ
などの問題の被害に遭う、または加害者になる未成年者も増加しています。

小さい子供にはキッズ用端末も

「いきなりスマホを渡すのは怖い」「年齢的にスマホは必要ないけど連絡手段は欲しい」とお考えの保護者から人気なのが、キッズ用のスマートウォッチです。

親や緊急連絡先などあらかじめ決められた番号でのみSMSや通話ができ、GPS機能がついており安全に使えて月額料金も安いと保護者から人気を集め、アメリカでは数年前から流行しています。

初めてスマホ・携帯を持つ年齢の子供に注意したいこと

初めてスマホ・携帯を持つ年齢の子供に注意したいこと

年齢を重ねたり、留学などライフステージの変化を迎えて初めてスマホ・携帯を持つ年齢の子供に注意しておいた方がよいポイントについてまとめました。

SNSの意見に影響されすぎないこと

SNSは極端で派手なコンテンツが注目されることが多く、その閲覧履歴から新しくおすすめされるので「過激で極端なことがあたりまえ」と思いこんでしまいやすい構造になっています。

その結果極端なダイエットに走ったり、過激な差別的発言を口にしたり、と影響を受けてしまう人が大勢います。

SNSでは意見が極端になりがちなこと、目立つ意見やコンテンツに影響される必要はないことなどをきちんと説明しましょう。

写真やデータをアップする際に注意すること

SNSに自分の写真をアップしたり、誰かにメッセージで送る際に以下の点に当てはまらないか注意しましょう。

・性的な内容でないか
・差別的な内容でないか
・誰かに迷惑をかける内容でないか
・自分、あるいは第三者の個人情報が含まれていないか

もし可能であれば家族同士でSNSのアカウントを作り、フォローしあうのもよいでしょう。

これだけでもある程度の抑止力にはなるようです。

オンラインでの出会いに注意すること

今やインターネットで友達を作るのは当たり前のようになっています。

しかし、年齢が離れすぎている人、コンタクトを取ってすぐしつこく会おうという人、やたら好意をほのめかす人などとは実際に会わないでください。

友人として会う場合でも、

・事前にビデオチャットで何度か話してみること
・親同伴で出かける/親が送り迎えする
・相手の家に行かないで都心のカフェやレストランなど人目のある所で会う
などの注意点をお子さんに伝えましょう。

親ができるスマホ・携帯の管理の仕方

親ができるスマホ・携帯の管理の仕方

携帯やスマホを与える側の保護者ができる管理の仕方を4つご紹介します。

ペアレンタルコントロールをする

ペアレンタルコントロールとは、子供の携帯の機能を親が管理できる機能です。

具体的には、

・利用時間の制限
・閲覧できるサイトの制限
・アプリのダウンロード制限
などが行えます。

特にスマホを持ち始めたばかりの時は、故意的でなくても有害なサイトにアクセスしてしまうこともあります。

ペアレンタルコントロールの設定方法はスマホのOSによって異なるので、各ディベロッパーやキャリアからご確認ください。

最初は親がペアレンタルコントロールを行い、年齢が上がっていくにつれて子供と相談しながら制限する範囲を変えていきましょう。

その際に「勉強中はスマホをリビングに置いておく」「宿題がおわったらSNSをやっていい」「夜寝る時はリビングで充電する」などその子の性格とライフスタイルに合ったルールを自分たちで作っていってもよいでしょう。

インターネットリテラシーを一緒に身に付ける

未成年者へのスマホの普及率の高まりから、大手インターネットサービスがリテラシーを育むためのサービスを提供しています。

Googleがリリースしている「Be Internet Awesome」「インターランド」など楽しみながらインターネットリテラシーについて学べるサービスもあり、親子で一緒にリテラシーを学ぶことができます。

実際にあった事件の事例などを一緒に見ていくことも、よい勉強となるでしょう。

子どものスマホにクレジットカードを登録しない

アプリの支払いなどにクレジットカードを設定して、親が感知しないところで勝手に有料決済をしてしまうというトラブルもよくあります。

そういったトラブルを防ぐためには、

・アプリの支払いは各OSのプリペイドカードを利用する
・キャリア決済を無効に設定する
・有料サービスを利用した分の金額はおこづかいから減額する
などの対策を取りましょう。

実体験の楽しさも覚える

スマホ依存を防ぐためには、実生活での楽しみや趣味を見つけることも大切です。

スポーツ、アウトドア、探検、読書、研究など、お子さんが興味のあることを実体験してその楽しさを教えてあげるのもよいでしょう。

アメリカで使えるSIMカードならハナセルへ

アメリカで使えるSIMカードならハナセルへ

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オンラインで契約し、SIMカードは日米どちらに送る場合でも送料無料です。
eSIMの場合はSIMの差し替えが不要なので、ハナセルの公式サイトでお申込みいただいた後、すぐに利用開始いただけます。

月額料金は9.99ドル~とリーズナブルなものからモバイル通信使い放題まで、様々なプランを取り揃えております。

アメリカで通信キャリアと契約する際には、SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)やクレジットヒストリーが必要ですが、SSNは入国してから一定期間経たないと申請できません。

あらかじめハナセルでアメリカSIMを用意しておけば、アメリカについてすぐ通信・通話機能が利用できます。

また、契約期間のしばりもなく1ヶ月~長期間まで滞在期間に合わせて使い分けられます。

アメリカのキャリアのように州税などはかからないのでコストパフォーマンスがよく、使い勝手のよいサービスをお探しの方に大変おすすめです。

まとめ

アメリカではスマホを初めて持つ年齢が約10歳と日本よりも早い傾向にあることが分かりました。

何かあった時の連絡手段として持たせることが多いようですが、その多機能さゆえに思わぬトラブルに巻き込まれる可能性も決して少なくはありません。

本人と話し合い、リスクや注意点を伝えた上で安全に利用しましょう。

ハナセルではサポートが日本語で受けられます。

モバイル通信・通話その他機能で何か分からないことがある時や、トラブルが起きた時も安心してお問合せいただけます。

お申込み・お問合せ・サービスの詳細の確認などはこちらからどうぞ。

アメリカ携帯の料金プラン|HanaCell(ハナセル)

アメリカ携帯ハナセルが運営する「アメリカ新生活・移住ブログ」では、本記事のように、アメリカでの生活や旅行で困ったときの解決方法や、アメリカに行く前に知っておきたい知識など、アメリカで役立つ様々な情報を発信しています。

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吉田店長の写真

監修者
ハナセル店長 吉田

モベルコミュニケーションズ取締役
アメリカ携帯電話業界に20年携わる専門家

小学生の頃に日本を離れた後、海外の大学に進学。海外携帯電話会社に入社し、現在も海外生活を続ける。
2007年、一時帰国の度に感動する日本品質のサービスを米国在住者にお届けしたいという想いから、日本人のためのアメリカ携帯サービス「HanaCell(ハナセル)」を立ち上げる。
コラムでは、一般の方にもわかりやすいアメリカ携帯電話に関する情報や、バイリンガルを活かしたアメリカ生活情報の発信・監修を行っている。

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