スマホ(スマートフォン)の普及率は世界的に増加しており、国を問わず必要なアイテムとなっています。特にAppleやGoogleなど、多くのスマホ関連企業を擁するアメリカでは、スマホは必需品と言っても過言ではありません。
ビジネスや観光などでスマホ大国であるアメリカに滞在する際は、アメリカで人気のスマホを利用したいという方も多いでしょう。
当記事では、アメリカにおけるスマホOSのシェア率や人気のスマホメーカー・機種の情報について紹介します。アメリカでの利用料金を抑えるコツも併せて確認してください。
目次
1.アメリカにおけるスマホOSのシェア
スマホ(スマートフォン)を選ぶ際は、スマホのメーカーや機種を検討することも大切ですが、スマホを動かすために必要なOSを考えることも重要です。
スマホの主要なOSには、iPhoneで使用されるiOSと、Googleが開発したAndroidの2種類があります。
2016年にカンター・ワールドパネル社が行った調査によると、アメリカにおけるOSのシェアは、iOSが約34%・Androidが約63%を占めています。
アメリカのスマホ市場は、iOSとAndroidの2種類がシェアを競っている状況といえるでしょう。
(出典元:カンター・ワールドパネル・コムテック調査「iOS新機種iPhone7/7 Plus発売後、2016年7-9月 世界のスマートフォン利用動向」)
では、それぞれのOSで人気の高いスマホメーカーにはどのような会社があるのでしょうか。
ここからは、各メーカーの特徴や代表的なスマホシリーズ、注目の最新機種について紹介します。
2.アメリカの各OSシェアで人気のスマホメーカー
アメリカで使用されるスマホを開発している会社は複数ありますが、特に人気があるスマホメーカーは次の4社が挙げられます。
搭載しているスマホOS | メーカー名 |
iOS | Apple |
Android | Samsung |
LG | |
Motorola |
アメリカ滞在中に人気のスマホを利用したい方は、上記のメーカーが開発した商品を選ぶことをおすすめします。それぞれのメーカーの特徴や最新機種の情報を確認し、自分に合うスマホを選びましょう。
2-1.Apple
Appleは、世界的に有名なiPhoneシリーズを発売するアメリカのメーカーです。
Appleが販売するスマホの特徴は、スマホOSのトップシェアを誇るiOSを搭載していることが挙げられます。iOSは動作が非常に滑らかで、直感的に操作できる点が魅力です。また、シンプルでスタイリッシュかつ高級感のあるスマホのデザインも人気を集めています。MacOS搭載のパソコンやiPadとスムーズに連携できる点は、Apple製品のユーザーにとって嬉しいポイントでしょう。
Appleの代表的なスマホシリーズはiPhoneです。2020年2月現在の最新機種は「iPhone 11」「iPhone 11 Pro」「iPhone 11 Pro Max」の3つが挙げられます。製品コンセプトは共通していますが、ディスプレイの大きさやカメラ性能、バッテリー駆動時間などが異なるため、自分に合う機種を選びましょう。
2-2.Samsung
Samsungは韓国のスマホメーカーであり、Samsung製のスマホは世界各国で使用されています。アメリカでのSamsungのシェアはAppleに次いで2位であり、高い人気を誇る会社です。
Samsungの代表的なスマホシリーズには、Galaxyシリーズがあります。Sペンでも操作できる「Galaxy Note」や、折り畳み可能な「Galaxy Fold」も人気です。
2020年2月時点の最新機種は「Galaxy S10」「Galaxy S10+」が挙げられます。高性能なカメラや指紋認証による強固なセキュリティだけでなく、効率的な動作を学習するインテリジェント機能が搭載されているため、快適に使用できるでしょう。
2-3.LG
LGは2021年4月にスマートフォン事業からの撤退しているため、現在はLGのスマートフォンはありません。
2-4.Motorola
Motorolaは香港に本部を置くレノボ傘下のスマホブランドです。
Motorolaの代表的なスマホシリーズとしてmoto gシリーズやmoto zシリーズなどがリリースされています。2020年2月時点での最新機種は「moto g7」「moto g7 PLUS」「moto g7 POWER」「moto g7 Play」です。
Motorolaのスマホは高い技術で製造されている一方、LGと同様に比較的安価で入手できます。アメリカで人気のスマホでコスパのよいものを検討している方は、Motorolaを選択肢の1つに入れてもよいでしょう。
日本人のためのアメリカ携帯「ハナセル」では、moto g7シリーズの格安モデル「moto g7 Play」をアメリカのSIMカードとセットで販売しています。アメリカで使うコスパのいい格安スマホをお探しの方にお勧めです。日米へ配送するので、渡米前に手に入れることもできます。
3.アメリカのメーカー別シェア
各OS別のシェアとは別の観点で、今度はメーカー別のシェアも見ていきましょう。
調査会社カウンターポイント・テクノロジー・マーケット社によって行われた2021年第3四半期(7月〜9月)のアメリカスマートフォン市場の調査では、メーカー別のシェア率はこのようになっています。
メーカー名 | シェア率 |
Apple | 42% |
Samsung | 35% |
Motorola | 8% |
TCL | 5% |
OnePlus | 3% |
その他 | 7% |
(引用: Counterpoint Technology Market Research」)
アメリカに本拠地を構え、iOSを搭載するAppleが首位の座を獲得しています。
この時期はコロナウイルスの影響で各国で工場の停止や部品不足が起こっていましたが、Appleはタブレットの生産数を減らしスマートフォンの供給に充てるなどして、確実にシェアを伸ばしています。
Androidスマートフォンでは、前項で記載しているように韓国のメーカー、Samsungが高い人気を誇っています。
Galaxyシリーズや新型のスマートフォン、5G対応機種など、高性能な人気機種が多数あります。
また、韓国の人気メーカーLGが2021年4月にスマートフォン事業からの撤退を発表したこともシェアに影響しています。
前年度まで3位だったLGのシェアを奪い、Motorolaが3位に浮上していますね。
4.アメリカでスマホを使用する方法
アメリカでスマホの通話・通信を可能にする方法には、主に次の3つがあります。
4-1.国際ローミング機能を利用する
国際ローミングとは、自身の契約キャリアだと圏外となる地域でスマホを利用する際に、提携先キャリアを使って通信する機能のことです。新しい機器の購入やレンタルをしなくても簡単に通話・通信できますが、データ通信料が従量制課金となることで利用料金が高額になる恐れもあります。
関連記事:海外で必須のデータローミングとは、どのようなサービスか?
4-2.モバイルWi-Fiルーターをレンタルする
海外用のモバイルWi-Fiルーターをレンタルすると、パソコンやタブレットでもインターネットを利用できるというメリットがあります。ただし、利用料金が高くなる可能性があるほか、電話回線を使った通話はできません。また、ネットに接続するためにはモバイルWi-Fiルーターを常に携帯する必要があることにも注意しましょう。
4-3.アメリカで使用できるSIMカードを利用する
SIMフリーのスマホの場合、SIMカードを差し替えることで海外でもスマホを使えます。アメリカのキャリアと紐づいている海外SIMカード(現地SIMカード)を利用すれば、通話や通信にかかる費用を大幅に抑えられます。アメリカでスマホを使用したい方は、SIMカードの購入を検討しましょう。
関連記事:海外SIMの使い方|初期設定の方法から購入時のポイントまで解説
アメリカで使えるSIMカードを選ぶ際は、料金プランや無料テザリングの可否、最低契約期間の有無を必ずチェックしてください。また、アメリカだけでなく日本でも同じSIMカードを使用可能かどうかも確認しましょう。SIMカードの購入先は手続きが簡単で、手数料のかからないサービスがおすすめです。
アメリカでSIMカードを活用する際は『hanacellのSIMカード』がおすすめです。
アメリカでスマホを活用する方法について深掘りしたい方は、下記の記事をご覧ください。
関連記事:アメリカsimを利用してアメリカでスマホを使おう!
5.iPhone使用者ならばハナセルのSIMがおすすめ
アメリカへの渡航を予定している方の中には「日本で使用しているiPhoneをアメリカでそのまま使いたい」と考えている方も多いでしょう。キャリアのSIMカードを利用しているiPhoneの場合、SIMロックを解除すればアメリカ国内向けのSIMカードが使えます。
アメリカのSIMカードを販売する企業は多数ありますが、サービス内容やサポート対応が充実している格安SIMをお探しの方は、ハナセルのSIMカードがおすすめです。
ハナセルでは2023年11月から短期プリペイドeSIMもご利用いただけるようになりました!
旅行日数(7日間、15日間、30日間)によってeSIMを選べます。
eSIMはSIMの差し替えが不要なので、ハナセルの公式サイトでお申込みいただいた後、すぐに利用開始いただけます。
ハナセルの短期プリペイドeSIMの詳細や、対応機種の確認はこちらのページをご覧ください。
長期のアメリカ旅行や留学、駐在、在住で海外SIMカードを契約する場合は、ハナセルの長期プランSIMがおすすめです。
ハナセルの長期プランSIMは渡航前に日本で購入でき、購入から契約、解約まですべての手続きが日本語で可能です。
全米最安値のリーズナブルな月額料金プランも用意しているほか、契約手数料や解約手数料などの追加料金はかかりません。
テザリングにも対応しているため、他端末の通信も問題ありません。
ハナセルのアメリカ長期滞在SIM・eSIMの詳細や、対応機種の確認はこちらのページをご覧ください。
料金を減らし、安心感も得ることが出来ました
野上 春澄さん(在米2年、$29プラン利用)
ハナセルの前に、アメリカの電話会社のサービスを利用していました。プランの変更、機種変更、これらに伴う相談やトラブル対処を英語でするのが難しく、電話や店舗で確認するたびに違う回答となり、結局プランの変更・機種変更などを諦めていました。ハナセルに移行する際、過去解決できなかった他の電話会社との対応、機種変更等についても具体的なアドバイスを頂き、以前より費用を減らし、安心感を得ることが出来ました。使っている最中に発生するトラブルや疑問も丁寧に教えて頂き、満足しています。
WiFi+緊急通話時のみの子供用に
角田 健さん(在米2年半、$9.99プラン利用)
友人から紹介してもらいました。子供用にSIMフリーiPhoneを購入し、プロバイダを選考した際、やはり価格と日本語サポートが魅力で決めました。$9.99というプランは他には無く、WiFi+緊急通話時にしか使用しない子供用のスマートフォンには最適です。
「面倒な手続きは減らしたい」「できるだけ安くSIMカードを使いたい」という方は、ハナセルのアメリカSIMを検討しましょう。
6.まとめ
アメリカのスマホOSのシェアは、iOSとAndroidが占めるという状態にあります。メーカー別に見るとAppleやSamsungのシェアが高い一方、コスパのよいLGやMotorolaも人気です。
アメリカでスマホを使う方法はいくつかありますが、利用料金を抑えられるアメリカSIMがおすすめです。コストを抑えつつ、安心・充実のサポートを受けたい方は、ぜひハナセルのアメリカSIMをご利用ください。
関連記事:海外からスマホで電話をする方法|SIM選びのポイント