アメリカの携帯電話キャリアで購入したスマートフォン、携帯電話、タブレットなどの端末は、条件を満たしていれば、無料でSIMロックを解除することができます。
AT&Tで購入した端末の場合、お店に出向いたり、電話をかけたりすること無く、ウェブサイトから簡単にSIMロック解除のリクエストを送ることができます。また、AT&Tを解約した後でも、SIMロック解除が可能です。
当ページでは、AT&T携帯のSIMロック解除方法を紹介します。
関連記事:SIMカードとは? SIMロック解除って? アメリカ携帯電話の基礎講座
2. ウェブサイトからSIMロック解除をリクエスト
3. AT&T携帯を日本で使う方法
4. SIMロック解除したAT&T携帯は、ハナセルで使えます
1. AT&TのSIMロック解除条件をチェック
■契約プラン(ポストペイド)の場合
myAT&Tにログインできる場合は、myAT&TからSIMロック解除の対象か確認できます。
ログインできない場合は、以下の条件を満たしているか確認してください。
・2年契約の場合は、2年以上利用していること
・分割払いの場合は、端末代金の支払いが全て完了していること
・60日間以上プランを利用しており、支払いの遅延や未払いが無いこと
・early upgradeで機種変更した後に古い端末のSIMロックを解除したい場合は、機種変更から14日以上経っていること
■GoPhone(プリペイド)の場合
・6カ月以上有料サービスを利用していること
■AT&Tを解約済みの場合
・解約時に支払いの問題が無かったこと
また、全ての端末に共通で、
盗難・紛失届けが出ていたり、不正行為に利用されていたという記録がある場合にはSIMロックを解除することができません。
セカンドハンドで手に入れた端末の場合、運悪く以前の持ち主に問題があった場合はSIMロックが解除できないということになります。
2. ウェブサイトからSIMロック解除をリクエスト
AT&Tでは、「Unlock your device」というウェブページが用意されていますので、お店に行かなくても、ウェブから簡単にSIMロック解除を申請することができます。
■1.「Submit an unlock request」をクリック。
■2. フォームを入力し、送信します。
分かりにくそうな入力項目だけ以下に解説しますね。
・Do you have a mobile number from AT&T?
「YES」の場合、10桁の携帯電話番号を入力します。「NO」の場合は、IMEIを入力します。
・IMEI
携帯電話機の製造番号のことです。(15桁の数字)
電話をかける方法で「*#06#」と入力すると、IMEIが表示されます。
■3. フォームを送信後、入力したメールアドレスに確認メールが届くので、
24時間以内にメール内のリンクをクリックします。
■4. SIMロック解除が認められた場合は、
「unlock code」が記載されたメールが2営業日以内に届きます。
メールの手順に沿って、SIMロックを解除します。
SIMロックが解除された端末に新しいSIMカードを挿入し利用する際、Eメールで送られてきた「unlock code」を入力します。
3. AT&T携帯を日本で使う方法
AT&Ꭲの携帯電話端末をアメリカで購入して使用しているため、日本へ帰国してもそのままその端末を利用したい、という方もいらっしゃると思います。
それには、大きく分けて2つの方法があります。
まずは、AT&Ꭲの国際ローミングサービスを利用する方法です。
国際ローミングサービスは手続きの必要なく、そのまま日本へ持ち出して使用すれば自動的に日本のキャリアサービスの電波を受信して通話やメッセージが利用できます。
AT&Ꭲと国際ローミング協定を結ぶNTT Docomoでは、現在ローミングインで5Gの回線も提供されていたりします。
しかしその分の追加料金がかかるため、アメリカ国内のみで利用するよりも料金が高くなってしまうことには注意しなければなりません。
料金を抑えたい場合は日本に滞在する間はパケット通信を使わずWiFiのみの利用に設定したり、使用頻度によっては提供されている国際ローミング割引サービスを利用するのも良いかもしれませんね。
もう1つは、SIMロックを解除し、日本国内のキャリアのSIMカードに入れ替えて使用する方法です。
基本的には多国から携帯電話などの無線機器を持ち込む場合、日本の技術基準を満たしている証である「技術基準適合マーク」のあるものである必要があります。
しかし、国際ローミング可能で日本国内の電波を利用できるものは、技適マークが無くても使用できることもあります。
AT&Ꭲではオンラインで簡単にSIMロック解除の手続きができます。
SIMロックを解除して日本滞在中は料金の安いキャリアに置き換えて利用したり、日本に帰国後、AT&Ꭲのプランを解約していてもSIMカードを入れ替えれば同じ携帯電話を別キャリアで使い続けることができるのです。
4. SIMロック解除したAT&T携帯は、ハナセルで使えます
SIMロックを解除したAT&TのiPhone(iPhone 6以上)は、
ハナセルのアメリカ長期滞在SIM・eSIM($9~、送料無料)を入れるだけで、
ハナセルのアメリカ携帯サービスが使えるようになります!
AT&Tで使っている携帯電話番号をそのままハナセルで使うこともできます。電話番号移行の詳細はこちら。
ハナセルに変えると・・・・
- 毎月の携帯代が安くなる可能性大!
- カスタマーサポートが日本語になります!
- 急な本帰国が決まっても、いつでも無料で解約できます!
料金を減らし、安心感も得ることが出来ました
野上 春澄さん(在米2年、$29プラン利用)
ハナセルの前に、アメリカの電話会社のサービスを利用していました。プランの変更、機種変更、これらに伴う相談やトラブル対処を英語でするのが難しく、電話や店舗で確認するたびに違う回答となり、結局プランの変更・機種変更などを諦めていました。ハナセルに移行する際、過去解決できなかった他の電話会社との対応、機種変更等についても具体的なアドバイスを頂き、以前より費用を減らし、安心感を得ることが出来ました。使っている最中に発生するトラブルや疑問も丁寧に教えて頂き、満足しています。
WiFi+緊急通話時のみの子供用に
角田 健さん(在米2年半、$9.99プラン利用)
友人から紹介してもらいました。子供用にSIMフリーiPhoneを購入し、プロバイダを選考した際、やはり価格と日本語サポートが魅力で決めました。$9.99というプランは他には無く、WiFi+緊急通話時にしか使用しない子供用のスマートフォンには最適です。
iPhone以外のAT&T機種の場合は、アメリカSIMをお買い求めの前に、
お持ちの端末がハナセルの周波数に対応しているかどうかご確認ください。
ハナセルの周波数に対応していないと、電波が拾えません。
対応周波数は、端末の箱や説明書などに書かれています。
●4G(LTE):Band 2 (1900MHz) と Band 4 (1700/2100MHz AWS)
VoLTE対応機種
※LTE Band 12 (700MHz)もあれば、より電波状況が良くなります
※長くご利用いただくにはVoLTE対応機種を推奨
●3G(UMTS、W-CDMA):1700/2100 AWS (band 4) と 1900MHZ (Band 2)
●5G Band n71 (600MHz)に対応していると、5Gエリア内で5Gが使えます
※2G GSM 1900MHzも利用可能ですが、アメリカでの2Gエリアの縮小に伴い、利用範囲が制限されます