こんにちは!ハナセルです!
皆さんはメッセージアプリは普段どんなものを使っていますか?
様々なメッセージ系のアプリがありますが、まず日本では思い浮かぶのは、なんと言ってもLINEではないでしょうか?
しかし、日本では大人気のLINEですが、意外なことに、アメリカではLINEはメジャーではないのです。
この記事では、アメリカでよく使われているメッセージアプリはどんなものがあるかと、実際に日本を発ってアメリカに着いてからスムーズな連絡の仕方や注意点などもたっぷりとご紹介します!
1. よくある質問:アメリカではLINEが一般的ではないのか?
1-1. アメリカでのLINE普及率
1-2. 主力のメッセージアプリは国別に違う
1-3. アメリカに住む人はどんなメッセージアプリを使っているの?
・Facebook Messenger
・Snapchat
・TikTok
2. 番外編 そのほかのアメリカでメジャーなメッセージの送り方
・アップル端末で使えるiMessageとFaceTime
・通話アプリとして有名なSkype(スカイプ)
・携帯電話番号宛てにメッセージを送るText(テキスト)
3. アメリカに着いてすぐメッセージアプリを使うには
3-1. 日本から持ってきたスマホをそのままアメリカで使う際の注意点
3-2. アメリカでの公共施設でのWi-Fi事情は?
3-3. アメリカでも公衆電話を見つけるのは大変
3-4. アメリカに着いてすぐ携帯を契約するのは難しい
3-5. アメリカの携帯・スマホは、日本を発つ前に準備しておこう
3-6. 日本からアメリカで使う予定のアプリを入れておこう
4. まとめ
よくある質問:アメリカではLINEが一般的ではないのか?
2019年のメッセージアプリの利用者数の統計によると、アメリカではLINEは11番目という結果が出ています。
日本ではもちろん大人気のアプリだけにびっくりされる方も多いと思います。
他にも米国ではどんなメッセージアプリが使われているのでしょうか。
一緒に見ていきましょう!
アメリカでのLINE普及率
日本ではメッセージをやり取りするのに当たり前に使用されているLINE。
国内ではメッセージアプリの中で脅威の普及率を誇るLINEですが、実はアメリカや他の国での普及率はそれほど高くありません(各国では、様々な理由から使用を禁止しているところもあります)。
アメリカのスマートフォンユーザーの中で、LINEの普及率は約1.3%程度と言われています。
中には、LINEというサービスそのものを知らない、日本人とやり取りするときにしか使用しない、という人も多くいます。
これには、LINEがアメリカの市場に進出を果たしたときの広報体制の問題や、すでに発展の途中にあったSNS市場のその他の競合アプリの存在が関わっているのではないでしょうか。
アメリカではシンプルなメッセージアプリWhatsAppや、アメリカ国内で利用者の多いSNSであるFacebookのメッセージ機能を利用したFacebook Messengerが特に多く使用されています。
近年の日本でもInstagramなどのSNS内でのダイレクトメッセージのやり取りが発展しているように、いつも開いているSNS内でそのままやり取りができる気軽さが人気の理由かもしれません。
主力のメッセージアプリは国別に違う
世界各国の傾向を観察してみると、いわゆる「メッセージ系アプリ」は国別に主力のものが違うことがわかります。
例えば、日本はLINEが一番ですが、中国ではWeChat、韓国ではKakao Talkが一番と、ご当地アプリが首位を占めています。
アメリカに住む人はどんなメッセージアプリを使っているの?
肝心の米国はというと、現在最も使われているメッセージ系アプリはシンプルなWhatsApp(ワッツアップ)、特に若者に人気のShapchat(スナップチャット)、そして一番は万人向けのFacebook Messenger(フェイスブックメッセンジャー)と言われています。また、近年はInstagram(インスタグラム)、TikTok(ティックトック)を利用する方も増加しています。
• Facebook Messenger(アメリカで1億600万、世界で13億のユーザー)
• Snapchat(アメリカで4600万、世界で2億2000万のユーザー)
• WhatsApp(アメリカで2500万、世界で20億のユーザー)
• Instagram(アメリカで1億7000万、世界で20億以上のユーザー)
• TikTok(アメリカで1億4900万、世界で15億6000万のユーザー)
5つともダウンロードと利用が無料です。
これらのアプリはスマホやタブレットにインストールすることでいつでもどこでも使えるのですが、Facebook Messengerは様々なGIF画像が送れたり、Snapchatは自分の写真を加工して遊べたりと、アプリによって異なる特徴が魅力で、利用者の世代・ターゲットも異なります。
Facebook Messenger(フェイスブックメッセンジャー)
アメリカで一番利用者が多いメッセージアプリはFacebook Messengerです。ビジネス、学生など万人向き。米国ではFacebookの利用者が多いことも手伝い、おなじみのツールとなっています。
Snapchat(スナップチャット)
Snapchatは米国の中学生から若者に絶大な支持を受けています。
先ほどもあげた画像の加工機能が大人気ですが、使ってみると納得!自撮りした写真を加工して遊べるのが、なんだか90年代に流行った「プリクラ」と似ていますねー。
また、他のSNSとは全く違ったコンセプトがあり、投稿したメッセージはすぐに消えてしまうのもポイントです。
WhatsApp(ワッツアップ)
WhatsAppはシンプルさが売り。
メッセージの送信から表示画面もとてもスッキリしています。
Snapchatのような遊び心の機能はほとんどなく、ドキュメントのシェアやボイスメモなどの仕事の強い味方になりそうなツールが発達しています。お仕事をされている方はぜひチェックです。
Instagram(インスタグラム)
Instagramは、本来は動画や画像をシェアするために利用するSNSです。ただし、他のSNS同様にDMの形式で個別のユーザーと情報交換することもできます。
広く情報発信をするときには、印象的な動画や画像を発信して注目を集めます。企業の宣伝・マーケティングのツールとしてもしばしば活用されるSNSです。ユーザー層は20~30歳代に普及していて、アメリカの若年層の方はコミュニケーションツールとしてもInstagramを頻繁に利用しています。
TikTok(ティックトック)
TikTokは、短時間の動画のシェアを主体としたSNSです。10~20歳代の学生・若年層に人気のSNSで、これらの年代の方はDMなどの機能をコミュニケーションツールとして使う人もいます。
インフルエンサーや企業が最新情報を盛んに発信しているため、トレンド情報の入手のためにも積極的に活用されています。
ということで、アメリカに行く際はこの5種類のメッセージアプリを覚えておいてくださいね。米国で新たに出会う人たちと積極的にコミュニケーションをとりたいと考えている方は、日本にいる間にダウンロードして使い方に慣れておくのもいいですね。
番外編 そのほかのアメリカでメジャーなメッセージの送り方
先ほどお伝えした3つのアプリはどれもスマホにインストールして使うメッセージアプリでしたが、他にも代表的なのがアップルユーザー同士が使えるiMessage(アイメッセージ)とFaceTime(フェイスタイム)、 そして通話アプリのSkype(スカイプ)、スマホでなくても携帯電話で使えるText(テキスト)などがあります。
アップル端末で使えるiMessageとFaceTime
iMessageとFaceTimeは、iPhoneやiPad、Apple Watch、Macなどのアップル端末でしか使えませんが、アップルユーザー同士ならインターネット環境があれば通話料金なしで電話やメッセージができ、使い方も簡単なため、アメリカで広く利用されています。
iMessage(アイメッセージ)
iMessageは文字、絵文字、gif、音声ファイル、写真・添付ファイルのやりとりが可能です。短い短文を送りあってチャットのように使うこともできるし、メールのようにウェブサイトのリンクや添付ファイルを含んで送信することもできます。
iPhone、iPad、MacBookなどに標準搭載されており、アップルユーザー同士であれば利用できます。お出かけの際でも、お家にいる時でも、家族や友人、会社の同僚などと連絡を取るのにもとっても便利です。
FaceTime(フェイスタイム)
FaceTimeはアップルの提供するテレビ電話です。
iMessageと同様に、iPhone、iPad、MacBookなどの端末でアップルユーザー同士で動画でチャットができます。複数人参加することもできます。
Wi-Fiのある環境で使うのが一番好ましいですが、操作も簡単、お年寄りも使いやすいですね。バージョンによっては、Snapchatのように自分の顔をデコレーションしたりできる賑やかな機能も搭載されています。
現在テレビ電話、オンラインミーティングの利用が増え、Zoomなどの利用が増えていますが、アップルユーザー同士の家族・友人、そして少人数であれば、FaceTimeは一番使いやすいかもしれないですね。
通話アプリとして有名なSkype(スカイプ)
Skypeはチャット機能もあり、無料ビデオ通話機能もあり、そして有料で携帯電話や固定電話へ通話することもできる優れもの。
インターネット回線を利用するスカイプ同士の通話は無料で使用でき、とてもお手軽です。チャット機能を使ってスカイプ同士でメッセージを送りあうこともできます。
アプリが利用できない相手と話したい時などに、スカイプなら有料で電話をかけることもできます。有料の電話を使うにはスカイプのクレジットやプランを購入し、相手の固定電話や携帯電話へかけます。現在世界63カ国への通話が可能で、国際電話をかけるよりもスカイプを利用したほうがお得になることが多いです。
携帯電話番号宛てにメッセージを送るText(テキスト)
Textは携帯電話の番号を持つ人はみんな使える、ショートメッセージのサービスです。
日本ではSMSと呼ばれることが多いですが、アメリカではTextといいます。
日本ではメッセージアプリが登場するまでは携帯電話からキャリアメールでメッセージを送るのが主流でしたよね。アメリカではスマホ登場前にキャリアメールよりもTextが使われていたので、今も使うことが多いです。
スマホの場合は文字入力はタッチパネルで行えますが、携帯電話の場合は番号ボタンをコチコチ押して入力します。お互いのスマホが日本語に対応していれば、アメリカにいても日本語でTextを送ることもできます。
多くのキャリアではTextはプランに含まれており、使い放題のところが多いです。
Text(テキスト)については以下に詳しく解説しております。合わせてご覧ください。
アメリカに着いてすぐメッセージアプリを使うには
さて、アメリカでよく使われているメッセージアプリをいろいろとご紹介しました。
次は、実際にアメリカに着いてすぐにメッセージアプリで友人・知人に連絡を取る際の、スマホや携帯の確保と、事前のアプリの準備についてのお話です。
日本から持ってきたスマホをそのままアメリカで使う際の注意点
通常、アメリカの空港に着いて日本から持ってきたスマホの機内モードを解除してそのまま使ってしまうと、海外ローミング扱いとなり料金がかさみます。
事前に海外ローミングサービスに加入するなど、プランの見直しと変更など手続きを済ませておく必要があります。海外ローミングサービスは料金が高めです。数日の旅行など、短期間の場合はこれでもいいかもしれませんが、長期滞在となると、日本の携帯キャリアとずっと契約していると不便と感じる方が多いのではないでしょうか。
気をつけなければならないローミングについては以下に詳しく解説しております。
アメリカでの公共施設でのWi-Fi事情は?
アメリカは空港や駅構内などの公共の場では無料のWi-Fiが普及しているので、大抵の場合スマホからメッセージやメールを日本に送ることができるし、FaceTimeなどでテレビ電話をすることもできます。
しかしながら、必ず(特に空港に)無料Wi-Fiサービスがあるわけではありません。場所によっては数時間、1日使い放題などの有料プランの購入が必要な場合があります。
アメリカにすでに住んでいる人は米国内で契約している電話を持っているわけですから、Wi-Fiを購入せずともモバイルデータを使って短いテキストなどを送れるのですが、外国から来たばかりの人にとっては少し不便ですね。
ちなみに、アメリカでは大手のスーパーやカフェチェーンなどは無料のWi-Fiはサービスの一環として無料WiFIが提供されているところが多いです。
関連記事:アメリカで無料Wi-Fiが使える場所といえば?
アメリカでも公衆電話を見つけるのは大変
無料WiFiが無ければ、メッセージアプリはあきらめて公衆電話から電話しようと考える人もいるでしょう。
しかし、日本と同じように、アメリカでも公衆電話はなかなか見かけなくなりました。もちろん、携帯電話の普及によるものです。トイレや目立たない隅っこの方に古めかしい公衆電話がポツンとあることがあります。
公衆電話があったとしても、クレジットカードに対応している機種である補償はなく、わざわざ小銭を大量に用意する必要があったり…とアメリカ国外から来たばかりの人にとってはハードルが高い面があります。
アメリカに着いてすぐ携帯を契約するのは難しい
米国でスマホ・携帯を契約するとなると、現住所の証明となる公共料金や銀行からの手紙や、身分証(免許証など)などが必要になります。
この書類を揃えるのが意外と大変。手間と時間がかかるので、「アメリカに着いてすぐ」がなかなか叶いません。
さらに、大都市以外は車がないと実際に店舗に行くことも難しい環境が多いアメリカの街。
ということで、渡米直後の忙しさやストレスも事前に考慮して、日本にいる時からアメリカで使うスマホ・携帯は準備しておいた方が後々便利ですので、ぜひ検討されることをお勧めします。
アメリカの携帯・スマホは、日本を発つ前に準備しておこう
ということで、アメリカに着いてすぐにスマホなどを使って、確実に日本に連絡を取りたい場合は、日本で使っていたスマホをアメリカでも使えるように事前に準備しておくか、アメリカで使えるスマホを日本にいる間に用意しておくのが現実的です。
ハナセルなら、アメリカのスマホやSIMを日本で準備できる
日本でアメリカの携帯を準備できるの!?と思われる方もいるかもしれませんが、ハナセルならアメリカのスマホやSIMカードをネットで契約でき、日本まで送料無料でお届けします。(すでに渡米されている方には、アメリカに無料配送します。)
日本ですでにスマホを持っていて、アメリカでもその端末をそのまま使いたい方は、スマホのSIMロックを解除し、アメリカのSIMカードを挿入する方法がお勧めです。
スマホを新しくしたい場合や、SIMカードってなんだか難しそうという方は、アメリカ用にスマホごと新しく購入する方法もあります。
また、eSIM対応機種であればオンラインで申し込みして最短当日にサービスが使えます。
SIMカードは使わないので紛失リスクがなく、複数回線が使えるので日本とアメリカのキャリアを切り替えて使用可能です。
それぞれの詳細やご購入についてはこちらをご覧ください。
→アメリカ長期プランSIM・eSIMのご購入
→アメリカ短期プリペイドeSIMのご購入
→スマホ端末とアメリカSIMカードのセットの販売
わからないことがあれば、カスタマーサポートチームがメールとお電話で対応いたします。
日本語でお気軽にお問い合わせください。
日本からアメリカで使う予定のアプリを入れておこう
アメリカのスマホが準備できたら、アメリカに着いてすぐに日本に連絡できるように、メッセージアプリを日本でダウンロードしておきましょう。
留学や仕事などでアメリカに行く方は、先ほど触れた、アメリカでよく使われているメッセージアプリをダウンロードしておくのがおすすめです。
アプリが入っていないと、学校や職場、取引先などで知り合った人と連絡先を交換できないかもしれません。
メッセージアプリとはちょっと話がずれますが、アメリカで暮らしを始めると気づくのが、スーパーや薬局、ファストフードチェーン店など、実に多くの企業がアプリの利用者への割引やお得情報を配信していることです。
日本ではポイントカードが発達していますが、米国ではポイントやリワードを貯める際は、アプリがベースになっていることが多いです。その分アプリ利用者に割引やクーポン、ポイントが還元される傾向が強いです。
生活に必要なアプリや、オンラインショッピングのためのアプリ、ちょっと息抜きしたい時のためのゲームや音楽、動画サイトのアプリなどもどんどん入れて、アメリカの生活を楽しみましょう。
便利なアプリについては以下に詳しく解説しております。合わせてご覧ください。
まとめ
いかがでしたか?アメリカで使われているメジャーなメッセージアプリは日本とは違った顔ぶれだったんですねー。
そしてアメリカに着いてからすぐに日本へ連絡したい場合は、事前にアメリカで使える携帯やスマホ、そしてアプリも準備しておくのがお勧めです。
これからアメリカ生活を始める皆さんのご参考になれば嬉しいです!