アメリカ合衆国にある50の州をそれぞれ紹介するアメリカ50州大解剖シリーズ。今回はマサチューセッツ州を紹介します。
マサチューセッツ州について
1. マサチューセッツ州の地理
2. マサチューセッツ州の気候
3. マサチューセッツ州の人口構成
4. マサチューセッツ州の州都ボストン
5. マサチューセッツ州の名所
マサチューセッツ州について
州都: ボストン
地域:北東部
最大都市:ボストン
人口:7,029,217人(2020年)
愛称:Bay State
マサチューセッツ州の地理
東は太平洋に面し、北はバーモント、ニューハンプシャー州、西はニューヨーク州、南はコネチカットとロードアイランド州に接している。
州の西半分のエリアはアパラチア山脈の麓となっている。内陸部の多くは自然が豊かで森林や動物も豊富に見られる。
マサチューセッツ州の気候
東西に長いマサチューセッツは、一概に春夏秋は比較的過ごしやすい。暖かい季節の間は湿度は低めだが、夏場は30度以上になる日も多い。
州の西側は東と比べて年を通しての寒暖の差が大きく、また、1日の温度差も大きい傾向。
州全体として冬は長く厳しい。降雪量も多く、住環境や衣類、車などには冬の準備が必要。寒さ・雪・凍結対策を怠らないように備えるのが良い。
マサチューセッツ州の人口構成
ボストンを代表とする大都市圏はダイバーシティが進むが、マサチューセッツ州全体の人口構成は白人が約84%、黒人約8%、アジア人約6%、その他約5%となっており、白人が非常に多い。
マサチューセッツ州の州都ボストン
ボストンはイギリスの植民地からの独立運動が最初に始まった場所。独立運動のきっかけとなったボストン虐殺事件や、続くボストン茶会事件など、世界史などで聞いたことがある事件が起きた土地である。
ボストンは現在世界有数の文教都市で高等教育・研究機関、大学がひしめき合っている。ハーバード、マサチューセッツ工科大(MIT)、ボストン大学、マサチューセッツ大学などが有名。
マサチューセッツ州の名所あれこれ
マサチューセッツ州は建国の歴史を感じたい人にとっては宝箱のような場所。
米国北東部に位置するメーン、ニューハンプシャー、バーモント、マサチューセッツ、ロードアイランド、コネチカットの6州は「ニューイングランド」と言われる。ボストンから南に少しのプリマス・ロックには1620年にメイフラワー号で入植者が上陸した。
州の東端には避暑地で有名なケープコッド、魔女狩りの歴史で有名なセーラムもある。
ボストンには他にもフリーダム・トレイル、ジョン・F・ケネディ博物館、ボール・リビアの家、アメリカで初めての公園ボストンコモン、レッドソックスの本拠地フェンウェイパーク球場、美味しいレストランが並ぶクインシー・マーケット、バンカーヒル記念塔、水族館、シーポート、ボストン美術館、個人像を展示するイザベラ・ガードナー美術館などがある。
まとめ
アメリカ合衆国にある50州の中から、今回はマサチューセッツ州をご紹介しました。
アメリカの州一覧と各州の特徴はこちらの記事で解説していますので、各州の特徴をまとめて読みたいという方はぜひご覧になってください。