アメリカ合衆国にある50の州をそれぞれ紹介するアメリカ50州大解剖シリーズ。今回はネバダ州を紹介します。
ネバダ州について
州都: カーソンシティ
地域:西部
最大都市:ラスベガス
人口:3,104,614人(2020年)
愛称:Silver State
ネバダ州の地理
北はオレゴン州、アイダホ州、東はアリゾナ州、ユタ州、西はカリフォルニア州に接している。
州の西側はシェラネバダ山脈があり、州のほとんどのエリアがベイスン・アンド・レンジという地質に属す。航空写真で見ると南北に細かい皺が寄ったように小さな山脈があるのが良くわかる。標高が高めのところ以外はほとんどのエリアが砂漠である。
ネバダ州の気候
ネバダの大半のエリアは乾燥した砂漠性気候。一年を通して降水量が少なく、ほとんどが晴れ。
夏の日中はは稀に最高50度を超えることもあれば、夜間は極端に冷え込み、15度程度になることも。夏の最高気温の平均は40度前後。出かける際は気温が下がった際の対策もするのがおすすめ。
一番気温が低くなる12、1、2月の平均気温は15度前後である。
ネバダ州の人口構成
約65%が白人、約20%がヒスパニック、約7%が黒人、約6%がアジア系である。
白人の内訳はドイツ、アイルランド、イギリス、イタリア、北欧の順で多い。
ネバダ州の州都カーソンシティ
カーソンシティは美しい自然と歴史を持った街。町の名前の由来は当地の伝説のハンター、キット・カーソン。見事な集会議事堂はもちろん、博物館、文化遺産センターなども見学できる。
街の中心から出発する「カーソン・トレイル」を歩くと、歴史的建築や醸造所など、西部開拓時代の生活の様子を体験できる。また、市内には日本人には嬉しい温泉も沸いている。
カリフォルニアとネバダ州にまたがり、透明度が高くエメラルドグリーンが美しいと有名なタホ湖は、カーソンシティから車で足を伸ばせばすぐ。
ネバダ州の名所あれこれ
ネバダと言ったらラスベガスを思い浮かべる人も多いのでは?ラスベガスはモハーヴェ砂漠の真ん中に忽然と輝く街。
煌びやかなエンターテインメントのメッカで、シーザーズ・パレス、ベラージオ、ベネチアンなどのカジノを併設したホテルの他にも、シアターやテーマパーク、レストラン、ショッピングモールなど、ギャンブルの他にもお楽しみに溢れている。
ベカスから車を使えば簡単にデスバレー国立公園、レッド・ロック・キャニオン国立保護区、ネバダ州で最初にできた州立公園のバレー・オブ・ファイアー州立公園、レイク・ミードにも足を伸ばすこともできる。現地で参加できるツアーも豊富にあり、グランドキャニオンやアンテロープキャニオン、ホースシューベンドへの日帰り旅行も可能。
まとめ
アメリカ合衆国にある50州の中から、今回はネバダ州をご紹介しました。
アメリカの州一覧と各州の特徴はこちらの記事で解説していますので、各州の特徴をまとめて読みたいという方はぜひご覧になってください。