アメリカ合衆国にある50の州をそれぞれ紹介するアメリカ50州大解剖シリーズ。今回はテキサス州を紹介します。
テキサス州について
州都:オースティン
地域:中南部、南西部(面積が大きく歴史・文化も多様なため区分が異なる場合がある)
最大都市:ヒューストン
人口:29,145,505人(2020年)
愛称:The Lone Star State
テキサス州の地理
テキサス州はアメリカで2番目に大きな面積(1位はアラスカ州)、2番目に多い人口(1番はカリフォルニア州)を誇る州。ネイティブの言葉で「友情」を意味し、州のモットーも「Friendship」となっている。
西はニューメキシコと隣り合わせ、リオグランデ川がある。南西はメキシコに面し南東はメキシコ湾、東はルイジアナ州、アーカンソー州、北はオクラホマ州に面す。
歴史的にスペイン、メキシコ、フランス、アメリカに支配され、独立共和国となったこともあり、さまざまな側面を持ち合わせる、文化的にもとても深い州である。
テキサス州の気候
テキサスは広く自然環境も多様なため、エリアによって気候が異なる。北部は比較的乾燥していて冬は雪が降ることも。南部は亜熱帯気候で湿気があり、夏も暑くなる。
地域によるが、砂漠のようなエリアでは1日、そして年間の寒暖の差は激しい傾向にある。
テキサス州の人口構成
白人が43%を占め、ヒスパニックは約39%。黒人は約13%。アジア系は約5%。テキサス在住の日本人は人数が多く感じられるが、全体の割合から見るとまだまだ少なく、主に大都市に集中している傾向がある。
しかし近年人口が過密・地価・物価の高騰が止まらないカリフォルニアからのテック産業の流入なども相まり、テキサスの人口も増えるとともに、日本人の数も増加傾向にある。都市部には日本企業のレストランや食材店も豊富に展開されており、日本人も生活しやすい。
テキサス州の州都
テキサス州の州都はオースティン。テキサスの中で最も観光客が多いとされる街。テキサス大学、テキサス州会議事堂、壁画、音楽通りなど、一度は押さえておきたい名所も満載の街。
テキサス州の名所あれこれ
テキサス州のGDPは全米2位(1位はカリフォルニア)。航空宇宙、ハイテク、通信、運輸、農業などさまざまな産業が盛んで、さらに油田もあるためアメリカの中で最も勢いのある州と言われている。
言わずと知れた宇宙センター、州内でしか展開されていないガソリンスタンド・コンビニチェーンのバッキーズ、バーベキューやステーキ、カウボーイにカウガール、ビッグ・ベンド国立公園、グアダルーペ国立公園など名物もさまざま。
まとめ
アメリカ合衆国にある50州の中から、今回はテキサス州をご紹介しました。
アメリカの州一覧と各州の特徴はこちらの記事で解説していますので、各州の特徴をまとめて読みたいという方はぜひご覧になってください。