アメリカの50州を全紹介!魅力と特徴がわかる合衆国全州リスト

アメリカの州 一覧と各州の特徴

こんにちは、ハナセルです!この記事ではアメリカ合衆国にある州と各州の特徴をご紹介します。

留学や駐在、移住などでこれからお住まいになる州はどんなところか、周辺の州の特徴や見どころは?と疑問に思った際に是非参考にしてください。

アメリカ合衆国の歴史

アメリカ合衆国の独立記念日は7月4日、この日はアメリカ全土でお祝いをする有名な日です。
その起源はアメリカ独立戦争の最中、イギリスが統治していた13州が独立宣言を採択した1776年7月4日まで遡ります。

イギリスがアメリカの独立を正式に認めたのは独立戦争敗北後1783年に結ばれたパリ条約ですが、独立宣言には基本的人権と自主性についての記載が盛り込まれており、アメリカ合衆国の根底を成す文章として現在まで国民に対して大きな影響を与えています。

アメリカの国旗である星条旗は、星がアメリカ50州、赤と白のラインが独立13州を表しています。

画像引用元:アメリカ合衆国の国旗 – Wikipedia

イギリスから独立した当時の星条旗のデザインは以下の通りで、州が増える度にデザインが変更されてきました。

画像引用元:アメリカ合衆国の国旗 – Wikipedia

その後フランス領だったルイジアナ州を買収、米墨戦争によりテキサスとカリフォルニアを獲得し北米大陸でのアメリカの領土を広げて行きました。
1861年から始まった南北戦争により国家分裂の危機を迎えますが、エイブラハム・リンカーン率いる北軍が勝利し、連邦制は保たれました。
ちなみに南北戦争で使用された武器は戊辰戦争において日本でも用いられるという、歴史の交わりが感じられるエピソードも有名です。

アメリカでは独立宣言から現在にいたるまで、「United States(合衆国)」という名前の通り、共和制国家として地域ごとに高度な自主性が保たれています。
連邦政府や連邦捜査局など全国を統括する組織はあるものの、警察・裁判所・議会は州独自の体系が採用され、最高裁判所もそれぞれの州ごとに置かれています。
合衆国憲法以外にも、憲法・民法・刑法も州ごとに異なるのがアメリカならではの特色です。

アメリカの州一覧と各州の特徴

アメリカ合衆国には全部で50の州があります。また、首都であるコロンビア特別区(通称ワシントンD.C.)は、どの州にも属していません。全米50州に1特別区を加え、各州の特徴を解説します。

日本の都道府県は北海道から始めて北から順に並べるのが一般的ですが、アメリカではAlabamaからアルファベット順に並べることが多いです。こちらの記事でもアルファベット順に並べ、州の略称も併記しました。

各州ごとにさらに詳しい紹介記事もご用意しています(#アメリカ50州大解剖)。下記のリストより詳しく知りたい州をクリックして、合わせてご覧ください。

アラバマ州(Alabama、AL)南部

州旗

アラバマ州(Alabama、AL)南部 州旗

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

州都:モンゴメリー
州都:モンゴメリー
州最大都市:ハンツビル
面積:131,426km2
人口:5,024,279人

メキシコ湾に面し、ハリケーンの通り道でもある。竜巻が発生することもしばしば。南部の州の多くに言えることですが、南北戦争以前からの特徴も深くこの土地の文化に残っています。公民権運動の中心となったこと始め、ゴスペルなど黒人文化のエネルギーを体験できます。

南北に長い形をしていて南部の一部はメキシコ湾にも面しており、新鮮な魚介料理の数々が楽しめます。

ガンボやキャットフィッシュのフライのような昔ながらの南部料理から、海から近いモービルという街ではケイジャンシーフードオムレツ、新鮮な牡蠣料理など様々なグルメが人気です。

アラバマ州の解説記事はこちら

アラスカ州(Alaska、AK)西部

州旗

アラスカ州(Alaska、AK)西部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

ジュノー

州都:ジュノー
州最大都市:アンカレッジ
面積:1,481,346km2
人口:733,391人

面積は50州の中で最大、人口は48位の州です。人口密度が最も少ない。ロシアから購入した土地で1959年に正式な州となりました。北極海、太平洋、ベーリング海に囲まれ、年間平均気温が一番低く、オーロラツアーやクルーズ、夏の避暑地・アウトドアとしての観光も盛んなことでも知られています。シャケ、熊が有名です。
州全体を見ると物価は高い水準ですが、石油などの資源が摂れることから消費税がかからないのが大きな特徴と言えます。
石油で得た利益は毎年住民に配当金という形で還元されます。極寒の土地というイメージがありますが、大自然に囲まれたチナ温泉は地元民にも大変人気のあるスポットです。

アラスカ州の解説記事はこちら

アリゾナ州(Arizona、AZ)西部

州旗

アリゾナ州(Arizona、AZ)西部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

フェニックス

州都:フェニックス
面積:294,313km2
人口:7,151,502人

砂漠気候で夏場は特に暑いエリアで、南側はメキシコに面しています。

アリゾナ、ユタ、コロラド、ニューメキシコの4州は隣接する境が十字になるフォーコーナーズの一つで、アメリカでは小学生の地理で教わります。ロッキー山脈もあり、グランドキャニオン、砂漠、ネイティブアメリカンのナバホ族の居住地区があることでも有名です。

食文化にもメキシコの影響を強く、街の至るところでテクスメクス(メキシコ風アメリカ料理)が食べられます。夏は50℃近くまで気温が上がるので、旅行でアリゾナに行く場合は日中外出しないよう気をつけましょう。

アリゾナ州の解説記事はこちら

アーカンソー州(Arkansas、AR)南部

州旗

アーカンソー州(Arkansas、AR)南部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

州都:リトルロック

州都:リトルロック
面積:134,856km2
人口:3,011,524人

スペルは Arkansasですがフランス支配下にあった地域のため、フランス流にアーカンソーと発音します。元大統領のビル・クリントン氏の出身地としても知られ、温泉で有名なホットスプリングス市は観光名所のひとつです。開拓時代に熊が多く出没したためか、現在全米で最も犬を飼っている人の率が高い州でもあります。
日本ではあまり知名度は高くない州ですが、全米の中でも医療・生活費・公共料金・住宅価格・交通費が都市部よりも安く、州がビジネス支援を行っているため国内の移住者が多い人気の州です。

アーカンソー州の解説記事はこちら

カリフォルニア州(California、CA)西部

州旗

カリフォルニア州(California、CA)西部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

州都:サクラメント

州都:サクラメント
州最大都市:ロサンゼルス
面積:403,932km2
人口:39,538,223人

米国の中で最も人口が多く、州の法律や文化・産業が先進的なことでも知られています。日系企業や日本のレストランチェーン・店舗も多く、シリコンバレーやロサンゼルスなどはテック業界を中心とする大企業の本社が集まっています。全米でも最も経済規模が大きな州としても有名で、カリフォルニア州のGDPだけでヨーロッパの国を上回るほど。
温暖な気候で過ごしやすいイメージがありますが、朝や夕方以降はかなり涼しい日も多いので、カリフォルニアにご旅行の際は季節問わず上着は必ず持参しましょう。
リトルトーキョーやコリアンタウン、中華街、ベトナミーズタウンなどアジア人街も多く、様々な国のカルチャーや食事が楽しめます。

カリフォルニア州の解説記事はこちら

コロラド州(Colorado、CO)西部

州旗

コロラド州(Colorado、CO)西部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

デンバー

州都:デンバー
面積:268,875km2
人口:5,773,714人

美しい自然に囲まれ、日照時間も長いので一年を通してアウトドアに最適です。肥満率が全米で最も低く、健康的とされる州でもあります。コロラド川、ロッキー山脈も州内にあり、州内の平均標高が全米で一番高い点も有名です。
気候が良く、大きなスキー場や温泉リゾートもたくさんあるので、1年を通して国内外からたくさんの観光客が訪れます。ただ、砂漠気候で乾燥しているため、はじめてコロラド州に来る場合は乾燥対策をしておきましょう。
物価も都市部よりは低い水準なので、住みやすい街を探している方にはおすすめのエリアです。

コロラド州の解説記事はこちら

コネチカット州(Connecticut、CT)北東部

州旗

コネチカット州(Connecticut、CT)北東部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

州都:ハートフォード

州都:ハートフォード
州最大都市:ブリッジポート
面積:12,559km2
人口:3,605,944人

米国北東部の6州「ニューイングランド」の中で一番南に位置します。豪華絢爛な歴史的邸宅や美しいハーバー、たっぷり自然が楽しめるキャンプ、釣り、カヌーなど、観光とレジャーも色々と楽しめます。
イェール大学、コネチカット大学、ウェズリアン大学など名門大学があることから、世界中から留学生が集まります。産業としては金融・不動産・テックなどが有名で、ニューヨークのベッドタウンとしても知られています。エリアにもよりますが、ミドルクラス以上の住民も多く、治安も安定した暮らしやすい落ち着いた州と言えます。

コネチカット州の解説記事はこちら

デラウェア州(Delaware、DE)南部

州旗

デラウェア州(Delaware、DE)南部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

州都:ドーバー
州最大都市:ウィルミントン
面積:5,068km2
人口:989,948人

イギリスから独立した際の「独立13州」の中で一番最初に州となった場所です。もともと住んでいたネイティブアメリカンのデラウェア族から名前がとられています。州面積も人口も小さいものの、他の州よりも会社法が柔軟なため、数多くの企業がデラウェア州で設立されています。米国の上場企業の半数の本社や主要な支店も存在しており、アメリカ三大財閥と称されることもあるデュポン社の本社があります。
ニューヨークやワシントンD.Cなどの大都市からもアクセスが良く、便利で暮らしやすい州としても知られていますが、ウィルミントンなどの一部エリアは治安が問題視されていますので旅行や留学で滞在する場合は出歩く場所や時間帯に注意が必要な場合があります。

デラウェア州の解説記事はこちら

ワシントンD.C.(District of
Columbia、DC)南部

州旗

ワシントンD.C.(District ofColumbia、DC)南部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

画像引用元:ワシントンD.C. - Wikipedia

画像引用元:ワシントンD.C. – Wikipedia

面積:177.0km2
人口:705,749人

コロンビア特別区が正式名称です。面積は山手線内に匹敵するほど。米国の首都として力を入れて街づくりが行われ、ドイツ南部の歴史ある街カールスルーエをモデルに都市開発計画が進められました。ホワイトハウス、合衆国議会議事堂、巨大な政府の建築物、スミソニアン博物館群、ワシントンモニュメント、そして日本人にはお馴染みのポトマック川沿いの桜並木など、全米最高峰のランドマークが目白押しです。
政治的に重要でアメリカや各国の政府関係者が集まる街として生活のイメージがしにくいかもしれませんが、フレッシュな野菜やお肉が購入できるスーパーや世界各国の食事が食べられる飲食店も多く、メトロやバスなどの公共交通機関も充実していて暮らしやすいエリアでもあります。
ただ、全米でもトップクラスに物価が高いです。

ワシントンD.C.の解説記事はこちら

フロリダ州(Florida、FL)南部

州旗

フロリダ州(Florida、FL)南部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

州都:タラハッシー

州都:タラハッシー
州最大都市:ジャクソンビル
面積:139,670km2
人口:21,538,187人

メキシコ湾と大西洋に挟まれた半島。一年を通して温かく、多様な自然環境と野生動物に恵まれています。オレンジが名産で、オーランドにはリゾートやテーマパークが豊富です。数少ない所得税がかからない州の一つ。暖かい季節は降水量も多く湿気があり、雷などストームも多いです。
物価は日本と同じくらいですが、牛肉・ガソリン価格は日本よりもかなりリーズナブルです。
街が広いので基本は車社会で大型のスーパーも多く、住みやすく娯楽も多いので、リタイア後の移住先としても人気です。
ただ、パインヒルズやパラモア周辺など治安が悪く、日中でも1人歩きに向かない地域もあります。避けた方が良いエリアは興味が合っても近寄らないようにしましょう。

フロリダ州の解説記事はこちら

ジョージア州(Georgia、GA)南部

州旗

ジョージア州(Georgia、GA)南部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

州都:アトランタ

州都:アトランタ
面積:149,976km2
人口:10,711,908人

全米で一番混雑している空港とコカコーラ本社があり、桃の名産地として有名です。アトランタはマーティン・ルーサー・キングの生誕地でもあります。
州都アトランタは高層ビルやショッピングセンターなどが立ち並ぶモダンな都市で、ジョージア水族館(Georgia Aquarium)は西半球最大規模を誇ります。
アトランタから少し離れれば自然豊な森林や山があり、州東部のサバンナやブランズウィックなどの街は海に面しています。
州全体では、シーフードやチキン、グリッツなどいかにも南部らしい食文化がポピュラーですが、アトランタには日系スーパーも2~3店舗ほどあり、日本の食品やお惣菜を購入することができます。

ジョージア州の解説記事はこちら

ハワイ州(Hawaii、HI)西部

州旗

ハワイ州(Hawaii、HI)西部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

州都:ホノルル

州都:ホノルル
面積:16,638km2
人口:1,455,271人

アメリカ51州の中で一番新しい州で、元は一つの国でした。日系人の歴史もあり、日本の食材を扱うスーパーやレストランがアメリカの他のエリアと比較して非常に充実しています。火山や海、豊かな動植物など自然環境に恵まれ、リゾート、観光が主要な産業です。
日本人からも人気が高いエリアですが、物価は日本の約1.5~2倍ほどです。産業は軍需・観光などが主で、物価高に対応するために仕事を掛け持ちする人も多いです。

ハワイ州の解説記事はこちら

アイダホ州(Idaho、ID)西部

州旗

アイダホ州(Idaho、ID)西部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

州都:ボイジ

州都:ボイジ
面積:214,499km2
人口:1,839,106人

アイダホ州は山岳地帯に位置し、林業、鉱業、農業、観光が盛んです。近年は住宅費が高騰するカリフォルニア州から人や企業がアイダホやオレゴンに移動してくる事例が多く見られます。
州都のボイジでは、昨今クラフトビール作りが盛んで市内だけでも数多くの醸造所があります。都市部を少し離れると豊かな自然が広がり、様々な野生動物を目にする機会も多いです。
人口比率でいうと白人がほとんどで、アジア人、特に日本人はかなり珍しい存在です。ユタ州に面していることもあり、モルモン教徒が23%と他の州よりも多く、プロテスタント。カトリックなど、宗派は違ってもクリスチャンが多いので、都市部よりも保守的な価値観を持つ人の割合が多いのが特徴です。

アイダホ州の解説記事はこちら

イリノイ州(Illinois、IL)中西部

州旗

イリノイ州(Illinois、IL)中西部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

州都:スプリングフィールド
州最大都市:シカゴ
面積:143,962km2
人口:12,812,508人

五大湖の一つであるミシガン湖に面したシカゴは古くから工業が発達し、労働者として移民が多く定住したため国際色豊かです。シカゴは経済や文化も発達し、NY、LAに続いて全米3番目の規模を誇る大都市です。
シカゴは歴史的な建造物と、モダンな近代建築が立ち並ぶ、美しい街並みが人気です。
エリアによる経済格差や治安の差が激しく、特にシカゴ南部はドラッグや暴力をラップするドリルミュージックが生まれたエリアでもあります。壊れた車の近く、銃の看板が設置されている場所、裏通りには昼間でも近寄らないようにしましょう。
エバンストンのような学園都市や、ゲイルズバーグのようなのどかな郊外の街は比較的治安がよく過ごしやすいです。

イリノイ州の解説記事はこちら

インディアナ州(Indiana、IN)中西部

州旗

インディアナ州(Indiana、IN)中西部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

インディアナ州

州都:インディアナポリス
面積:92,897km2
人口:6,785,528人

州都はカーレースのインディ500開催地です。州の名はインディアン(ネイティブ・アメリカン)の土地という由来だが、19世紀に米政府がネイティブの浄化政策を徹底的に行った悲しい歴史のある土地でもあります。現在はハイテク産業から農業まで、幅広い産業が発達しています。
自動車メーカーなど日本企業の数々が進出していることもあってか日本人も多く、州都インディアナポリスには日本語で対応してくれる不動産屋もあります。
アジアンスーパーや日系スーパーもあり、平均的な生活コストもベイエリアよりも安いので移住先としても人気です。都心部からの移住者を対象に補助金や健康手当、育児支援などの支援プログラムに官民そろって力を入れています。

インディアナ州の解説記事はこちら

アイオワ州(Iowa、IA)中西部

州旗
アイオワ州(Iowa、IA)中西部 州旗

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia
アイオワ州(Iowa、IA)中西部
州都:デモイン
面積:144,700km2
人口:3,190,369人

アイオワ州はアメリカのハートランド(中心部)の異名をもつ州です。建国当時から農業が主力産業でしたが、現在では農業だけに依存せず、工業、バイオ、金融など幅広い産業が栄えています。
名産はトウモロコシで、収穫後は広大な土地を利用した「Corn Maze(トウモロコシ畑の迷路)」というイベントが開催されます。州全体がのどかですが、大きなWalmartやTargetなどの大手スーパー、各地にグロッサリーがあるので車があれば買い物には困りません。

アイオワ州の解説記事はこちら

カンザス州(Kansas、KS)中西部

州旗

カンザス州(Kansas、KS)中西部 州旗

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

カンザス州(Kansas、KS)中西部

州都:トピカ
州最大都市:ウィチタ
面積:211,901km2
人口:2,937,880人

アメリカの大平原「グレートプレーンズ」の真ん中に位置しています。米国内で一番平坦で広大な地域で農業と酪農が行われており、オズの魔法使いの舞台としてもお馴染みの州です。
また、州内には油田もたくさんあるので、農業・畜産の他にはオイル産業に携わる人も多いです。
ドイツ系ロシア人がアメリカに移住した歴史があり、食文化にもドイツ料理やロシア料理の影響が見られます。
9月の終わりごろからオクトーバーフェストが開催されることが多く、ピロシキやガルスキなどの料理とおいしいビールが楽しめます。

カンザス州の解説記事はこちら

ケンタッキー州(Kentucky、KY)南部

州旗

ケンタッキー州(Kentucky、KY)南部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

ケンタッキー州(Kentucky、KY)南部

州都:フランクフォート
州最大都市:ルイビル
面積:102,895km2
人口:4,505,836人

トヨタ自動車が拠点を置いています。ウィスキー、競馬の馬の生産で有名で、豊かな自然とアウトドアの名所も多数あります。南北戦争の際は北隣のオハイオ州とオハイオ川一本隔てて北軍・南軍と別れ、ケンタッキーより南から逃げてきた黒人奴隷は川を渡り自由となった歴史もあります。
場所にもよりますがレキシントンやフローレンスなどには日系企業が進出していることもあり、日系・アジア系スーパーなどもあり、市街地の近くであれば住みやすい州と言えるでしょう。郊外は農地が多く、いかにもカントリーらしい素朴で優しい人が多いエリアです。

ケンタッキー州の解説記事はこちら

ルイジアナ州(Louisiana、LA)南部

州旗

ルイジアナ州(Louisiana、LA)南部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

ルイジアナ州(Louisiana、LA)南部

州都:バトンルージュ
州最大都市:ニューオーリンズ
面積:112,927km2
人口:4,657,757人

もともとフランス領だったが、ナポレオンがアメリカに売却した「ルイジアナ買収」により19世紀初頭に米国の州となりました。州の名前はフランス国王ルイ14世にちなみます。歴史的に複雑な背景があるため米国内でもとてもユニークな州で、南部料理、ケイジャン料理、クレオール料理など独特で豊かな食文化を誇ります。
州最大都市ニューオーリンズは、ディズニー映画「プリンセスと魔法のキス」でも描かれているようにジャズ発祥の地でもあります。街のいたるところにジャズバンドが演奏するレストランや、バー、ライブハウスなどがあり、豊かな文化のある都市として観光客からも人気のスポットです。
一方で州全体で見ると人口1人あたりの犯罪率や貧困率も高く、気候変動の影響を受けるなど、社会的な問題も注視されています。

ルイジアナ州の解説記事はこちら

メイン州(Maine、ME)北東部

州旗

メイン州(Maine、ME)北東部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

メイン州(Maine、ME)北東部

州都:オーガスタ
州最大都市:ポートランド
面積:80,005km2
人口:1,362,359人

アメリカで一番東に位置し、朝日が一番に登る州です。氷河期の氷河の移動によって作られた凹凸と起伏に富む地形や海岸線と灯台、ウニ、牡蠣、美味しいお魚が手に入ることでも知られています。豊かな自然とヨーロッパの文化が残る街並み、過ごしやすい気候が人気で別荘をメイン州に構える人も多く、夏季は避暑地として賑やかになります。
州全体で見ると白人がほとんどでアジア系住民は少ないため(全体の1%強)、日系スーパーや日本料理店は都市部と比較すると少ないです。
メイン大学、ボードウィン・カレッジ、ベイツカレッジ、コルビー・カレッジなどリベラルアーツカレッジの名門があるので、留学先として人気があるエリアでもあります。

メイン州の解説記事はこちら

メリーランド州(Maryland、MD)南部

州旗

メリーランド州(Maryland、MD)南部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

メリーランド州(Maryland、MD)南部

州都:アナポリス
州最大都市:ボルチモア
面積:25,314km2
人口:6,177,224人

発音はメリーランドよりもメリランドに近いイメージです。地形が独特で州の大部分が海に面しており、魚介類やカニ料理(ブルークラブ)が有名です。ペンシルベニアとDCに挟まれ発展し、海軍と公立学校の教育レベルが高いことも知られています。
ワシントンD.Cのベッドタウンとして政府関係者や報道関係の仕事に就いている人が多く住んでいて、ベセスダには日本人も比較的多くいます。
お酒は政府が経営する公営の酒屋やお店からしか購入できません。普通のスーパーでは売っていないことも多いので、旅行や駐在などでメリーランド州に滞在する際は注意しましょう。

メリーランド州の解説記事はこちら

マサチューセッツ州(Massachusetts、MA)北東部

州旗

マサチューセッツ州(Massachusetts、MA)北東部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

マサチューセッツ州(Massachusetts、MA)北東部

州都:ボストン
面積:20,306km2
人口:7,029,917人

ボストンを中心に実に数多くの大学、ハーバードやMITなどの名門校があります。アメリカ建国の際に重要な役割を果たした土地でもあり、街並みが保全され、当時からの歴史的建築物や史跡が数多く残っています。
生活の面では物価は高いものの、教育と医療のクオリティが高く、治安もいいエリアが多いので全米の中でもトップクラスに住みやすい州として知られています。
自家用車が必要な車社会ではあるものの、比較的州の面積は狭いので買い物やアクティビティへのアクセスはしやすい土地柄です。

マサチューセッツ州の解説記事はこちら

ミシガン州(Michigan、MI)中西部

州旗

ミシガン州(Michigan、MI)中西部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

ミシガン州(Michigan、MI)中西部

州都:ランシング
州最大都市:デトロイト
面積:147,122km2
人口:10,077,331人

五大湖に囲まれ、北はカナダにも面しています。5大湖のうちの4つに面していて、州内には10,000以上の湖がある水の都です。
古くから工業が発達し、20世紀初めはデトロイトを中心に自動車産業が栄え、移民も多く定住しました。モータータウン(自動車の町)の異名も。モータウンミュージック発祥の地でもあります。デトロイトにはアメフト・バスケ・野球・アイスホッケーの4大スポーツのプロチームの本拠地があり、競技場やスタジアムは多くの人で溢れにぎやかになります。ただ、デトロイトは治安が悪いエリアも多いので、大通りから外れたブロックや裏通りは近寄らないようにしましょう。

ミシガン州の解説記事はこちら

ミネソタ州(Minnesota、MN)中西部

州旗

ミネソタ州(Minnesota、MN)中西部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

ミネソタ州(Minnesota、MN)中西部

画像引用元:What’s New at Mall of America | Explore Minnesota

州都:セントポール
州最大都市:ミネアポリス
面積:206,375km2
人口:5,706,494人

ミネソタ州の北東は五大湖の一つであるスペリオル湖に面しています。州都セントポールと川を挟んだミネアポリスはツインシティと言われ、それぞれ政治と経済の中心として発展しました。
ミネアポリスは芸術の街としても知られており、ネオクラシカル様式の建物が美しいミネアポリス美術館、現代アート作品を数多く展示しているウォーカー・アート・センターなど数々の美術館やギャラリーが存在しています。
比較的治安はよく、カリフォルニアやニューヨークなどの大都市と比べると物価は低めです。
気候は北海道に近く冬はかなり寒くなるのが特徴で、凍った湖を使ってスケートを楽しむ人も多いです。

ミネソタ州の解説記事はこちら

ミシシッピ州(Mississippi、MS)南部

州旗

ミシシッピ州(Mississippi、MS)南部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

ミシシッピ州(Mississippi、MS)南部

画像引用元:Mississippi Freedom Trail – MISSISSIPPI HISTORICAL MARKERS

州都:ジャクソン
面積:121,607km2
人口:2,961,279人

ミシシッピ州にはプランテーションのため人口の半数以上いた黒人奴隷が解放後も貧困に耐え農業を営み住み続けていました。その後の度重なる不況に伴い、イリノイやカリフォルニアなどの大都市部へ移住する人も多く、社会や経済など南部が持つ深い歴史や問題が詰まっています。現在の人口は白人が60%を占めており、肥満率が最も高いことでも知られています。
1年通して温暖な気候で自然豊かでのどかな風景が広がります。生活コストや住宅価格、教育コストは全米の中でも安く、南部の中では治安のいいエリアも多いので住みやすいメリットがある一方で、経済発展の遅れや貧困率の高さなどの問題も指摘されています。

ミシシッピ州の解説記事はこちら

ミズーリ州(Missouri、MO)中西部

州旗

ミズーリ州(Missouri、MO)中西部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

ミズーリ州(Missouri、MO)中西部

画像引用元:Home – Titanic Branson

州都:ジェファーソンシティ
州最大都市:カンザスシティ
面積:178,455km2
人口:6,154,913人

ミズーリを含む現在のルイジアナ州から北西方向の13州にまたがる地域は元はフランス領でしたが米国が買収し、州となりました。ベイエリアの大都市と比較するとややのどかですが、ミズーリにはセントルイスとカンザスシティの二つの都市圏があり、隣接するイリノイ州シカゴやテネシー州ナッシュビルなどの都市へもアクセスしやすく利便性の高いエリアです。
セントルイスにはMLBのカージナルス、NHLのブルース、カンザスシティにはMLBロイヤルズ、NFLチーフスの本拠地があり、シーズン中のスタジアムはファン達が集まって賑わいを見せています。
ミズーリ州では州立公園や州営/市営美術館は無料のものも多く、週末にピクニックや美術鑑賞を楽しむ市民も多いです。

ミズーリ州の解説記事はこちら

モンタナ州(Montana、MT)西部

州旗

モンタナ州(Montana、MT)西部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

モンタナ州(Montana、MT)西部

画像引用元:Pictograph Cave State Park | Montana FWP

州都:ヘレナ
州最大都市:ビリンクス
面積:377,230km2
人口:1,084,225人

モンタナ州はカナダに面しており、ロッキー山脈、イエローストーンやグレイシャーなどの有名な国立公園があります。農業と観光業が主な産業で、ネイティブアメリカンの居住地が残されています。
州の面積は日本の国土とほぼ同程度ですが、州民は100万人で人口密度はかなり低めです。人種別の人口構成はほとんどが白人。アジア人・黒人の割合は全米最下位で、共和党支持者も多く(赤い州)保守的な考えが根強いエリアとも言われています。最近では州全体でTiKTokを前面禁止する法律が成立されたことも話題になりました。(のちに連邦地裁が仮差し止めを命令)
小売売上税(日本でいうところの消費税)がない州のひとつで、物価は全米の中でも低いのが特徴です。

モンタナ州の解説記事はこちら

ネブラスカ州(Nebraska、NE)中西部

州旗

ネブラスカ州(Nebraska、NE)中西部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

ネブラスカ州(Nebraska、NE)中西部

画像引用元:Museum of American Speed – Home

州都:リンカーン
州最大都市:オマハ
面積:199,099km2
人口:1,961,504人

ネブラスカ州はグレートプレーンズに属しており、夏と冬の寒暖の差が激しい気候で年間の降水量はやや少な目です。州最大都市のオマハには伝説的資本家のウォーレン・バフェットが会長を務めるバークシャー・ハサウェイ社があります。州全体の主な産業は酪農と農業、美味しい牛肉とトウモロコシが名産です。
ロデオ発祥の地で、ロデオの大会が開催されています。
開拓時代を思わせる広大な自然が数多く残っており、のどかなカントリーサイドの州というイメージがありますが、リンカーンなどカレッジの多いエリアでは移民・難民向けの英語クラスが充実しているなど支援にも力を入れています。

ネブラスカ州の解説記事はこちら

ネバダ州(Nevada、NV)西部

州旗

ネバダ州(Nevada、NV)西部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

ネバダ州(Nevada、NV)西部

州都:カーソンシティ
州最大都市:ラスベガス
面積:284,448km2
人口:3,104,614人

砂漠気候で寒暖の差が激しく、夏はとても暑くなるエリアです。カジノやリゾートでお馴染みのラスベガスが州の経済の80%を支えていますが、州全体に小さなカジノ街が点在しています。郊外はいかにも西部らしい乾燥した荒野と山々が広がり、ロッキー山脈、シエラネバダ山脈など観光地も豊富です。
お隣カリフォルニア州までのアクセスも良好です。
ネバダ州は完全な車社会で、電車はあまりなく、公共交通機関としてはバスがありますが本数が少ないので大多数の人が自家用車で移動しています。
ラスベガスでは自動運転のタクシーの運用が開始されています。
個人の州所得税律0%で、富裕層が租税回避の貯めにネバダ州を税法上の居住州とする例も多いです。

ネバダ州の解説記事はこちら

ニューハンプシャー州(New
Hampshire、NH)北東部

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ニューハンプシャー州(NewHampshire、NH)北東部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

ニューハンプシャー州(NewHampshire、NH)北東部

画像引用元:White Mountain National Forest – Wikipedia

州都:コンコード
州最大都市:マンチェスター
面積:23,227km2
人口:1,377,529人

ニューハンプシャー州は海、山、湖など観光資源に恵まれているため観光業が経済を支えています。年間通して涼しい気候なので1年中観光客が訪れます。乳製品、りんごの産地としても有名です。CSAという最初に数か月分の代金を農園に支払うと、収穫時期に毎週野菜を受け取れるという前払いの定期購入システムがあり、地元の農業をサポートしたいという人や、食生活に気を配る人から人気があります。
ニューハンプシャー大学、ダートマス・カレッジ、キーン・ステートカレッジなど名門大学が多くあり、留学生も多く集まります。

ニューハンプシャー州の解説記事はこちら

ニュージャージー州(New
Jersey、NJ)北東部

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ニュージャージー州(NewJersey、NJ)北東部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

ニュージャージー州(NewJersey、NJ)北東部

画像引用元:メットライフ・スタジアム – Wikipedia

州都:トレントン
州最大都市:ニューアーク
面積:19,231km2
人口:9,288,994 人

NYCのベッドタウンで人口密度が最も高い州です。マンハッタンから通勤圏内は常に過密状態でラッシュアワーは日常的に混雑します。アジア人始め、イスラム系、ヒスパニック系などの移民がアメリカの中でも多く、ダイバーシティが進んだ州でもあります。
和食やラーメン、おにぎりなど日本の飲食店も数多く進出しており、都会と郊外のバランスがよく、リベラルな教育を行うこともあり、日本人も住みやすい州だと言えます。
アメリカ全体で見ても固定資産税や物価は高いですが、消費税に相当する小売売上税は6.625%、学用品・衣料品・靴は0%です。

ニュージャージー州の解説記事はこちら

ニューメキシコ州(New
Mexico、NM)西部

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ニューメキシコ州(NewMexico、NM)西部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

ニューメキシコ州(NewMexico、NM)西部

画像引用元:ニューメキシコ州 – Wikipedia

州都:サンタフェ
州最大都市:アルバカーキ
面積:314,590km2
人口:2,117,522人

年間を通し、温暖で乾燥した気候で晴れの日が300日以上あります。ネイティブアメリカン、スペイン、メキシコからの影響を歴史と文化に色濃く残し、現在でも日干しレンガの昔ながらの建物に住む人々もいます。
ビスタイ・ディナジン荒野や砂漠に聳え立つ奇石(フードゥー)の数々も観光名所として有名です。

歴史ある伝統的な州ではあるものの高い貧困率といった社会問題も深刻で、特にアルバカーキは犯罪指数が非常に高く、サウスバレーやセントラルアベニューなどのエリアはメキシコシティやサンパウロといった世界の都市よりも治安が悪いと言われています。
しかし、大規模な熱気球のフェスティバルや、秋には日系コミュニティによる日本風のお祭りなど楽しいイベントが頻繁に開催され、地元民や周辺に住む人の楽しみとなっています。

ニューメキシコ州の解説記事はこちら

アメリカの治安について以下に詳しく解説しております。合わせてご覧ください。

アメリカの治安が良い・悪いエリアと6つの注意点を解説

ニューヨーク州(New York、NY)北東部

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ニューヨーク州(New York、NY)北東部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

ニューヨーク州(New York、NY)北東部

州都:オールバニー
州最大都市:ニューヨーク
面積:122,283km2
人口:20,201,249人

南端のマンハッタンは有名な観光地だが、NY州自体は大きく、西方向はカナダに面し、ナイアガラの滝が有名です。(ちなみにカナダ側の方が滝はきれいに見れます。)イタリア系の白人が50州の中で最も多く、黒人、ヒスパニック、アジア人など世界中からの民族・混血も多く含まれ、多様性の進んだ州と言えます。
音楽やアートなど文化の都でもあり、数多くの伝説的アーティストがニューヨークで暮らしました。
市営のメトロ・バス・電車が24時間稼働しており、アメリカの中では珍しく車がなくても十分便利に過ごせます。
一方、州全体の物価が高く、特に都心部は家賃・飲食物・税金・教育など生活に関わるコストは世界でもトップクラスに高いです。中でも問題視されているのが家賃の高さで、ニューヨーク市の都心では狭いワンルームでも一か月の家賃が30万円以上することも普通です。

ニューヨーク州の解説記事はこちら

ノースカロライナ州(North
Carolina、NC)南部

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画像引用元:North Carolina Museum of Natural Sciences – Wikipedia

州都:ローリー
州最大都市:シャーロット
面積:126,161km2
人口:10,439,388人

西はアパラチア山脈があり、東は大西洋に面しています。米国の東側では一番観光客の多いグレートスモーキー山脈国立公園があり、海沿いには1903年にライト兄弟が飛行実験を行ったアウターバンクスもあります。州の主な産業は農業・タバコ産業でしたが、現在はバイオや金融、ITなども発展しています。
広大な自然を使ったアクティビティが豊富で、自然災害も比較的少なく、生活コストもそれほど高くないので、リタイア後に移住する人も多いです。
また、教育にも力を入れており、公立学校の教育水準は全米の中でも高評価を得ています。

ノースカロライナ州の解説記事はこちら

ノースダコタ州(North
Dakota、ND)中西部

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ノースダコタ州(NorthDakota、ND)中西部

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ノースダコタ州(NorthDakota、ND)中西部

画像引用元:Red River Zoo – Wikipedia

州都:ビスマーク
州最大都市:ファーゴ
面積:178,839km2
人口:779,094人

北側はカナダに接し、オーロラ観測もできます。グレートプレーンズ(大平原)に位置し、一面に平らな草原や農地が広がっているのが特徴です。シェールオイルの生産も盛んに行われています。在米日本人が数百人程度と最も少ないので、和食や日本の食品などを買うのは難しいかもしれません。ただ、グランドフォースという街には姉妹都市である栃木県鹿沼市から寄贈された日本庭園があり、地元の人々から愛されています。
人口密度が全米トップクラスに低く、どのエリアでも混雑はしておらず伸び伸びと過ごせます。牧歌的で親切な人が多く、平和的な州だとされています。
物価が低く近隣の州より小売売上税が低いことから、週末になると隣の州やカナダから買い物にくる人も多いです。スーパーで大量に購入した時にバッガーと呼ばれる人が運搬を手伝ってくれることもありますが、1ドル程度のチップを忘れずに渡しましょう。

ノースダコタ州の解説記事はこちら

オハイオ州(Ohio、OH)中西部

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オハイオ州(Ohio、OH)中西部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

オハイオ州(Ohio、OH)中西部

画像引用元:National Museum of the USAF

州都:コロンバス
面積:106,156km2
人口:11,799,448人

北側は五大湖の一つのエリー湖に面し、南側は南部と中西部を分けるオハイオ川が流れています。政治的には共和党と民主党の支持者がほぼ半々と言われ、大統領選挙の際はスイング・ステート(選挙の度に勝利政党が変わる激戦州)として注目される。
ヨーロッパ(特にドイツ)からの入植した当時の暮らしを守るアーミッシュの人口が全米で一番多いことでも知られています。州内のベルリンからミラーズバーグはアーミッシュが特に多く住み、彼らが手作りしたチーズやベーカリーなどのお店があります。
ダブリン地区には日本人が多く住んでおり、日本語対応している学校や不動産もあり駐在などで初めてオハイオ州で暮らす人に人気があります。

オハイオ州の解説記事はこちら

オクラホマ州(Oklahoma、OK)南部

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オクラホマ州(Oklahoma、OK)南部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

オクラホマ州(Oklahoma、OK)南部

画像引用元:Centennial Land Run Monument – Wikipedia

州都:オクラホマシティ
面積:178,023km2
人口:3,959,353人

オクラホマ州は天然ガス、石油、シェールオイルなどの資源に恵まれ、農業も盛んです。近年はバイオ、エネルギー、テック産業が急成長しています。
春先から晩夏までは雷雨になることも多く、トルネードも発生します。
オクラホマシティとタルサが2大都市で、郊外には草原や農場などののどかな風景が広がります。
自然が豊かなため野生動物も多く、庭にリスやウサギが訪れることもしばしばあります。
バイブルベルトと呼ばれるキリスト教(特にプロテスタントや福音派)を熱心に信仰する人が多いエリアで、教会ではボランティア活動が盛んに行われています。

オクラホマ州の解説記事はこちら

オレゴン州(Oregon、OR)西部

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オレゴン州(Oregon、OR)西部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

オレゴン州(Oregon、OR)西部

画像引用元:Portland Japanese Garden

州都:セイラム
州最大都市:ポートランド
面積:248,849km2
人口:4,237,256人

太平洋に面し、ビーバーステートという愛称から伺える通り、森林の面積がとても広いのが特徴です。物価や生活コストが高騰するシリコンバレーから移動してきたハイテク産業や人々の流入が増えています。古くからの産業である林業、環境、観光業も盛んです。オレゴン州に進出する日本企業は130社以上もあり、ビーバートンには多くの日本人が住んでいます。
1928年創業の日系スーパー宇和島屋があり、現地にすむ日本人だけではなく地元の人たちからも愛されています。アジア系スーパーも多いので初めてアメリカに住むという方でも暮らしやすいエリアです。

オレゴン州の解説記事はこちら

ペンシルベニア州(Pennsylvania、PA)北東部

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ペンシルベニア州(Pennsylvania、PA)北東部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

ペンシルベニア州(Pennsylvania、PA)北東部

画像引用元:Visiting Independence Hall – Independence National Historical Park (U.S. National Park Service)

州都:ハリスバーグ
州最大都市:フィラデルフィア
面積:116,074km2
人口:13,002,700人

ペンシルべニア州最大都市のフィラデルフィアは合衆国がまだ出来上がる前の数年間、首都でした。東西に大きな州で、工業で発展し、贅を尽くしたお城のような建築物や、アーミッシュの人々の街、フランク・ロイド・ライトの落水荘など観光名所も盛りだくさんです。
ピッツバーグのように大学が多い街は、各大学に警察組織があるため治安は非常に良く、安全に過ごせるエリアが多いです。(大学街以外では一部エリアは注意が必要です)
ペンシルべニア州は日本よりも物価は全体的に高いですが、買い物時にかかる税率は基本的には低く、食品・衣服などは小売売上税は0%に設定されています。
都市部は毎日のようにイベントが開催されており、無料で参加できるものも多く楽しく毎日を過ごせます。
日本人コミュニティはそれほど大きくありませんが、日系・アジア系スーパーもあり、事前に翻訳サービスを予約すれば日本語で受診できる病院もあります。

ペンシルベニア州の解説記事はこちら

ロードアイランド州(Rhode
Island、RI)北東部

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画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

ロードアイランド州(RhodeIsland、RI)北東部

州都:プロビ デンス
面積:2,707km2
人口:1,097,379人

ロードアイランド州はアメリカで最も小さな州ですが人口が多いため、ニュージャージー州に次いで人口密度の高い州として知られています。ブラウン大学、サルベレジーナ大学、ロードアイランド大学、などレベルの高い大学が多く教育に力を入れている家庭も多いです。ロードアイランド・スクール・オブ・デザインは世界中から留学生が集まる芸術大学ですが、追加費用なしでブラウン大学の授業が受講できます。
医療と観光が主力産業で、海に面していることから水産業や造船業など海洋産業も盛んです。
ブレーカース、シャトー・シュール・メール、マーブルハウスなど、1800年代後半に建てられた大富豪のお屋敷や別荘が今でも残されており、豪華な内装を見学することができます。
それ以外にもヨーロッパのような歴史ある建物が多く、ニューヨークなどの大都市と比べるとビル街などは少ないですが、スーパーやショッピングモールなどはたくさんあり、お買い物には困りません。

ロードアイランド州の解説記事はこちら

ロードアイランド州は治安が良い州としても知られています。以下に詳しく解説しておりますので、合わせてご覧ください。

アメリカの治安が良い・悪いエリアと6つの注意点を解説

サウスカロライナ州(South
Carolina、SC)南部

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サウスカロライナ州(SouthCarolina、SC)南部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

サウスカロライナ州(SouthCarolina、SC)南部

州都:コロンビア
州最大都市:チャールストン
面積:77,982km2
人口:5,118,425人

サウスカロライナ州はタバコやチョコレートなどの嗜好品の生産が盛んに行われています。クレオール文化を受け継ぐアフリカ系アメリカ人の最大のコミュニティがあります。
四季はあるものの夏以外は温暖で過ごしやすく、降水量が多いのが特徴です。
都市部はフラットな英語でも通じますが、特に郊外には強い南部訛りの英語を話す人が多かったり、沿岸部に住むアフリカ系アメリカ人が話すガラ語(クレオール言語)など色々なアクセントが共存しているエリアでもあります。
固定資産税・在庫税・売上税・棚卸売上税・国際的な利益に対する合算課税・地方所得税が非課税で、法人税の構造も企業に有利に設定されており、数多くの企業が州内に拠点を置いています。

サウスカロライナ州の解説記事はこちら

サウスダコタ州(South
Dakota、SD)中西部

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サウスダコタ州(SouthDakota、SD)中西部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

サウスダコタ州(SouthDakota、SD)中西部

州都:ピア
州最大都市:スーフォールズ
面積:196,735km2
人口:886,667人

サウスダコタ州は大平原と標高の高い高原に囲まれています。大統領の顔が刻まれた巨大彫刻で有名なマウントラシュモアがあり、スー族(ラコタ族・ナコタ族・ダコタ族の総称)などネイティブアメリカンのコミュニティが存在しています。
開拓以前のアメリカの形が残るエリアですが、州内ではネイティブアメリカンの就業の難しさにより貧困率の高さが深刻な問題となっています。
個人の所得税・相続税・無形資産税などが非課税となっており、ネイティブアメリカン居留地の中にある企業は一定の金額をネイティブアメリカンに還付金として支払わなければなりません。
州全体の人種の割合は白人が9割以上で熱心なクリスチャンが多く、保守的ではありますがフレンドリーで朴訥な人が多いです。

サウスダコタ州の解説記事はこちら

テネシー州(Tennessee、TN)南部

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テネシー州(Tennessee、TN)南部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

テネシー州(Tennessee、TN)南部

画像引用元:Visit | Graceland

州都:ナッシュビル
面積:106,846km2
人口:6,910,840人

テネシー州は中央にアパラチア山脈がまたがり、西は盆地、東にはグレートスモーキーがあります。多様な音楽文化が育ったエリアでもあり、ナッシュビルではカントリーミュージックが、メンフィスではアフリカンアメリカンによりブルースが生まれました。
また、メンフィスはかのエルヴィス・プレスリーが育った街でもあり、ロックンロールの聖地でもあります。
アメリカ南東部の中で日系企業の投資額・雇用人数が最も多い州でもあり、ひとつの街や群に数百人単位で日本人が住んでいることもあって、日系コミュニティによるサポートも充実しています。

テネシー州の解説記事はこちら

テキサス州(Texas、TX)南部

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画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

テキサス州(Texas、TX)南部

画像引用元:The Alamo

州都:オースティン
州最大都市:ヒューストン
面積:678,051km2
人口:29,145,505人

とにかく全てが巨大な州で、テキサス共和国として一つの国だった時期もあります。バーベキュー、フットボール、カウボーイにテック産業と、いかにもアメリカ南部的な文化と産業が盛んです。
テキサスで発展したメキシコ料理はテックスメックス(テキサス・アメリカン)料理と呼ばれ、アメリカ風タコスやチリコンカン、ナチョス、ブリトーなどの料理はアメリカ全土で愛されています。
トヨタ、ニッセイなどの日本企業も数多く進出、多くの日本人も住んでおり、紀伊国屋書店やくら寿司など日本のお店も州内に複数展開しています。
テスラがギガテキサスと呼ばれる巨大な工場を設立し、テキサス州だけでカナダに匹敵するほどのGDPがあります。
近年の経済発展に伴いテキサス州に引っ越してくる人も多く、急速に開発が進む一方で、豊かな自然も多く残っており、スーパーでは新鮮な果物や野菜がリーズナブルに購入できます。

テキサス州の解説記事はこちら

ユタ州(Utah、UT)西部

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画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

画像引用元:ブライスキャニオン国立公園 – Wikipedia

州都:ソルトレイクシティ
面積:212,751km2
人口:3,271,616人

ユタ州の州都ソルトレイクシティにはモルモン教の本拠地があり、州民の70%近くがモルモン教を信仰していると言われています。モルモン教ではアルコールやコーヒー、お茶、煙草などの嗜好品が禁じられているため、州内のスーパーではお酒は基本的に売られていません。お酒を買いたい人は専門の酒屋さんに行く必要があります。
そうした事情もあり、「Swing」「Sodalicious」「Fiiz」「Twisted Sugar」など炭酸飲料をメインに扱うソーダショップが誕生し、現在では州を飛び越え全国的に展開しています。
州の人種別の住民割合は白人が90%強で、非白人の割合が極めて少ないのが特徴です。
面積が広く、アーチーズ、ブライスキャニオン、ザイオンなど国立公園も豊富にあり、休日は国立公園でアウトドアを楽しむ人が多いです。

ユタ州の解説記事はこちら

バーモント州(Vermont、VT)北東部

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バーモント州(Vermont、VT)北東部

画像引用元:Values into Action | Hildene

州都:モントピリア
州最大都市:バーリントン
面積:23,934km2
人口:643,077人

バーモント州は北はカナダ・ケベックに面しています。Vermontはフランス語の「緑の山(les Verts Monts)」が由来と言われています。
美しい森林と山々が広がり、秋は美しい紅葉と冬は豊富なスキー場を楽しむために全米からたくさんの観光客が集まります。りんごとメープルシロップが名産で、日本のバーモントカレーはバーモント州のリンゴ酢とはちみつを使った民間健康法にちなんでいます。
ワイオミング州に次いで人口が少ない州で、高層ビルのない唯一の州と言われています。(ちなみに州都門トピリアはマクドナルドがありません)
州の人口はほとんどが白人でアジア人はかなり少ないです。

バーモント州の解説記事はこち

バージニア州(Virginia、VA)南部

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バージニア州(Virginia、VA)南部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

バージニア州(Virginia、VA)南部

州都:リッチモンド
州最大都市:バージニアビーチ
面積:102,548km2
人口:8,631,393人

バージニア州はイギリスから初めて入植者が渡ってきた場所で、ジェームズタウンはアメリカ初のイギリス植民地で、アフリカから奴隷が運ばれタバコ栽培などで農園経済の労働力として酷使されたという歴史があります。その後もイングランドからの入植は続き、17世紀終わりにはウィリアムズバーグに植民地の首都が置かれました。シャーロッツビルにはトーマス・ジェファーソンの邸宅「モンティチェロ」があり、年間何万人もの観光客が訪れます。
ディズニー映画「ポカホンタス」の舞台となった州でもあります。ポカホンタスは実在の先住民族酋長の娘で、入植者と先住民を繋げる存在でした。
バージニア州の北部はワシントンD.Cのベッドタウンとしての側面もあり、公立学校や公共施設、公共交通機関(メトロやバス)が充実しています。

バージニア州の解説記事はこちら

ワシントン州(Washington、WA)西部

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ワシントン州(Washington、WA)西部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

ワシントン州(Washington、WA)西部

州都:オリンピア
州最大都市:シアトル
面積:172,587km2
人口:7,705,281 人

ワシントン州州最大都市のシアトルにはマイクロソフト、Amazon、スターバックス、ボーイングなどの本社があり、世界中から色々な人種が集まる国際都市でもあります。
富士山に似た形のマウント・レーニアも有名で、1900年代にアメリカに移民として訪れた日本人・日系人は「タコマ富士」と呼んでいました。ちなみにマウントレーニアは富士山よりも標高が若干高いです。
カリフォルニア州・ハワイ州・ニューヨーク州に続き4番目に日本人が多い州で、古くから日本人コミュニティがありました。シアトルのインターナショナル・ディストリクトには太平洋戦争まで「日本町」と呼ばれる一角が栄えていました。
そのような歴史的背景や現代のグローバル化もあり、州内には日系スーパーの宇和島屋が4店舗あり、普通のスーパーでの日本・アジア食品セクションも充実しています。

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ウェストバージニア州(West
Virginia、WV)南部

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州最大都市:チャールストン
面積:62,361km2
人口:1,793,716人

ウェストバージニア州はアパラチア山脈の中にあり、石炭など資源に恵まれています。
ほとんどが山岳部や森林なので林業も盛んです。石炭需要の激減により、1980年代以降には炭鉱は次々と閉鎖し、経済面での問題が長らく課題となっていました。
州全体の失業率は5%ほどですが、地域によっては30%近いところもあり、全米でも貧しい州のひとつと言われることも多いです。
厳しい炭鉱での労働や産業の衰退によるストレスで鎮痛剤を乱用する人も多く、その影響による処方箋中毒やよりヘビーなドラッグ乱用が州全体の深刻な問題となっています。
ここ数年は豊富な自然を活かした養蜂に力を入れており、はちみつや蜜蠟を使った加工品の生産が進められています。

ウェストバージニア州の解説記事はこちら

ウィスコンシン州(Wisconsin、WI)中西部

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ウィスコンシン州(Wisconsin、WI)中西部

画像引用元:Frank Lloyd Wright’s Taliesin | Wisconsin Attraction

州都:マディソン
州最大都市:ミルウォーキー
面積:140,663km2
人口:5,893,718人

ウィスコンシン州は中西部の最北に位置します。酪農が盛んでチーズ、バター、牛乳の名産地としても知られており、食品加工と製造業も盛んです。
自然が豊かで川や湖も多いので、年間を通してアウトドア・レジャー・観光に適し、さまざまなイベントが開催され、地元の人々が楽しんでいます。
小売の税率は5.5%と都市部よりは低く、物価も安いので生活コストが抑えられるエリアです。
名産のビールは50セントで飲めるものもあり、ミルウォーキーにはアジア食品が買えるスーパーもいくつかあります。
Sendicksのようなスーパーでは、お願いすればお肉を薄切りにしてもらうこともできます。
冬は寒く、吹雪になることもあるので、日本からウィスコンシン州に行く場合は防寒具はお忘れなく。

ウィスコンシン州の解説記事はこちら

ワイオミング州(Wyoming、WY)西部

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ワイオミング州(Wyoming、WY)西部

画像引用元:アメリカ合衆国の州 – Wikipedia

ワイオミング州(Wyoming、WY)西部

州都:シャイアン
面積:251,498km2
人口:576,851人

ワイオミング州にはイエローストーン、グランドティトン、デビルズタワーなど全国的に有名な国立・国定公園があり、絶景スポットが豊富にあります。
観光と鉱業、エネルギー資源(石油・天然ガス)が主な産業で、人口は最も少ないです。
「カウボーイ州」と呼ばれるほど開拓時代の文化が各地に今も色濃く残っており、本物のカウボーイも存在し、農場や肥育場を経営しています。
田舎というイメージが強いワイオミング州ですが法人所得税・個人所得税・総収入税もなく、売上税は5%、地方税の平均は0.42%なのでテック企業や外資企業が徐々に参入しつつあります。

ワイオミング州の解説記事はこちら

まとめ

いかがでしたか?アメリカの50州は歴史と文化など、それぞれ特徴がありますね。みなさんがこれから住む州や、行ってみたい場所の情報収集にお役立てください。

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吉田店長の写真

監修者
ハナセル店長 吉田

モベルコミュニケーションズ取締役
アメリカ携帯電話業界に20年携わる専門家

小学生の頃に日本を離れた後、海外の大学に進学。海外携帯電話会社に入社し、現在も海外生活を続ける。
2007年、一時帰国の度に感動する日本品質のサービスを米国在住者にお届けしたいという想いから、日本人のためのアメリカ携帯サービス「HanaCell(ハナセル)」を立ち上げる。
コラムでは、一般の方にもわかりやすいアメリカ携帯電話に関する情報や、バイリンガルを活かしたアメリカ生活情報の発信・監修を行っている。

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