日本でも有名なコストコ(Costco)は、アメリカでも大人気のスーパーマーケットです。コストコがあるエリアなら将来も価格が落ちないだろうと、家を買う時の判断材料にする人も多いほど。
もともとカリフォルニア州サンディエゴから始まったコストコは、(現在の本社はワシントン州シアトル)2021年現在、米国内に約550店舗あります。かなりの数ですね。
コストコはWarehouseと呼ばれる広い倉庫型店舗のため、都市部に店舗があるケースは少なく、街の中心部から離れた郊外の住宅地に近いエリアに店舗があることが多いです。また会員制という特徴もあります。
今回はアメリカのコストコがお得な理由や、気になる会員費について、コスパのいい商品の探し方など、アメリカのコストコについて解説します。
もくじ
1. コストコがお得な理由~会員制とまとめ買い
2. コストコの会員の種類と年会費
3. コストコで特にコスパがいいおすすめ商品は?
4. コストコの高額商品も実はお得
5. コストコはデリバリーにも対応
6. まとめ
1. コストコがお得な理由~会員制とまとめ買い
コストコは日本では珍しい会員制倉庫型店舗というスタイル。お買い物をするには、まず会員費を払って、コストコの会員になる必要があります。
またコストコで売られている商品は、普通のスーパーと比べて量や大きさがビッグサイズ。まとめ買いをして得をする仕組みなので、コストコで買い物をする際は、必ず車で行く必要があります。週に一回や月に数回など、ショッピングを一度にまとめて行う、アメリカ郊外型のライフスタイルから生まれたことが伺えますね。
薬局、眼科、補聴器のサービス、ビジネス向け印刷サービス、ガソリンスタンドも併設している店舗もあります。お買い物ついでにガソリンを入れて行くのはコストコ会員さんあるあるです。オススメは平日の昼間。週末は激混みでかなり待つこともあります。
2. コストコの会員の種類と年会費
会員の種類には、一般(ゴールドスター)、エグゼクティブ、ビジネスなどがあります。そのほかにはミリタリー用などもあります。
年会費は一般が$60、エグゼクティブ$120、ビジネス$60です。年会費は年々少しずつ上がっています。この10年で平均$10上がったそうですよ。
コストコの売りは、会員費を払うことで商品がほぼ原価で購入できること。コストコ側への利益が出るのは、会員費やフードコートの商品でのわずかな部分だと言われています。それでも世界中で会員数は約一億と言われており、会員費の運用で十分会社が回っているそうです。すごいですね。
3. コストコで特にコスパがいいおすすめ商品は?
コストコに行ったら色々と安くて目移りしてしまいますが、どの商品が特にお得なのでしょうか。
とりあえず裏技的なお買い物方法としてお勧めしたいのが、店頭の商品の置いてあるところに貼ってある値札に「*」マークがあるものから攻めて行く方法です。「*」がついていたら、その商品は処分対象の値引きという意味なので、ぜひ購入を検討してみてください。
また、デリコーナーのロティサリーチキン(チキン丸焼き)は、コストコがメンバーのために続けている商品で、開業から値上げせず、むしろ今では売れば売るほど赤字になっているのだそうです。
4. コストコの高額商品も実はお得
コストコでは高額商品も人気です。
コストコトラベルのパッケージツアーやクルーズなどの旅行には、数百ドルのコストコ商品券が付いてくる場合があります。これだけで年会費の元が取れてしまいますね。
また、車や冷蔵庫・洗濯機・乾燥機などの大型家電、お庭に置くパティオ向け家具、貴金属アクセサリーなども販売されています。高額ではあるものの、配送や古い家電の引き取りも含まれた価格ですので、他店と比べたらやっぱりかなりお得です。
5. コストコはデリバリーにも対応
コストコのホームページからは店頭に並んでいないアイテムも売られています。
また、生鮮食品の多くはInstacart(インスタカート)という、アメリカのショッピング代行の最大手サービスに対応していて、デリバリーもしてくれます。
6. まとめ
アメリカの大人気スーパーマーケット、コストコについて紹介してきました。
会員制ということで初めは敷居が高いかもしれませんが、コスパは抜群! アメリカでコストコがあるエリアにお住いの方は、ぜひ足を運んでみてください。
また、アメリカの大手スーパーのそれぞれの特徴を知りたいという方は、こちらの記事も合わせてご覧ください。