そこでおすすめなのが、海外でデータ通信を簡単に使える「海外eSIM」です。本記事では、海外eSIMとはどのようなサービスなのかを、利用するメリット・デメリットとあわせて紹介します。よく似たサービス「海外ローミング」との違いもみていきましょう。
目次
1.そもそも「eSIM」ってなに?
従来のSIMといえば、物理的なICチップであるSIMカードが一般的でした。SIMカードとeSIMの役割は変わりませんが、eSIMのほうが利便性が高いため、現在はSIMカードではなく、eSIMを使用する人が増えています。
eSIMのメリットやSIMカードとの違いについては以下に詳しく解説しております。合わせてご覧ください。
2.海外旅行でeSIMを使用するメリット
海外旅行に行くときも、海外SIMカードよりも海外eSIMほうが便利です。ここからは、海外旅行でeSIMを使用するメリットをみていきましょう。
・購入後すぐに利用できるようになる
・1台のスマホに複数の回線を入れられる
・SIMの紛失・盗難のリスクがない
これから海外に行く予定のある人は、ぜひご確認ください。
ハワイ旅行でeSIMを使うメリット・デメリットは以下に詳しく解説しております。合わせてご覧ください。
2-1.購入後すぐに利用できるようになる
物理的なSIMカードであれば、申し込み後はカードが家に届くまで待つ必要があるため、発送が遅れたり配送トラブルがあったりすると、カードの到着が出発に間に合わない可能性があります。とくに、旅行までに日がないときは、購入当日から使用できるeSIMのほうが安心でしょう。
2-2.1台のスマホに複数の回線を入れられる
回線の切り替えも、スマホのモバイル通信から使用したい回線を選択するだけ。物理的なSIMカードのように、SIMカードを取り外して新しいものに入れ替える手間はありません。
2-3.SIMの紛失・盗難のリスクがない
物理的なSIMカードの場合、使用しないときはデバイスから取り外して、別途保管する必要があります。そのため、海外旅行中に日本で使用するSIMカードが紛失したり破損したりするトラブルは珍しくありませんでした。
3.海外旅行でeSIMを使用するデメリット
海外旅行で海外eSIMを使用するデメリットはほとんどありませんが、下記の2点については事前に確認が必要です。
・eSIMを使える機種は限られている
・スマホのSIMロックを解除する必要がある
場合によっては、eSIMを使えないこともあるので注意してください。
3-1.eSIMを使える機種は限られている
3-2.スマホのSIMロックを解除する必要がある
SIMロックがかかったままだと、eSIMは使えないため、海外eSIMを申し込む前にSIMロックの解除をする一手間が必要となります。
ちなみに、2021年10月1日以降に新しく販売されたスマホについては、SIMロックを設定することが禁止されているため、SIMロック解除を行う必要はありません。
4.eSIMと海外ローミングはどっちがいいの?
特徴 | |
海外eSIM | ・日本で使ってるスマホをそのまま海外で使える ・事前にeSIMの申込 ・ダウンロードが必要 ・安価なeSIMを選べる ・通信品質が高い |
海外ローミング | ・日本で使っているデバイス ・プランをそのまま海外で使える ・ローミング料金が高額になりがち ・通信品質が落ちることがある |
海外eSIMを使用したいときは、購入後にeSIMプロファイルをダウンロードする必要がありますが、海外ローミングの場合はこの手間がありません。
一方で、海外ローミングは、通常の通信料よりも高額になりがちです。プランによっては高額な請求をされることがあり、トラブルになるケースもあるため注意しましょう。
また、海外ローミングでは、現地の利用者よりも接続の優先順位が低くなってしまうため、通信速度が遅くなる可能性があります。対してeSIMは、現地の回線を使用するため、優先順位が落ちることなく使用できます。
5.海外eSIMの選び方
それでは、海外eSIMはどのように選べばよいのでしょうか。選ぶときのポイントは、「対応エリア」「滞在期間」です。
5-1.訪れる国に対応しているeSIMを選ぶ
5-2.滞在期間からプリペイド式・月額制を選ぶ
プリペイド式のeSIMの多くは、有効期間が最大でも30日程度です。滞在する国やデータ容量、月額制のeSIMのほうが割安になる傾向があります。ただし、月額制のサービスでは解約手数料が取られることもあるため、最終的なコストから選択するようにしましょう。
アメリカで使えるおすすめSIMカード・eSIMの選び方については以下に詳しく解説しております。合わせてご覧ください。
6.海外eSIMの使い方
6-1.出発前の日本でしておくこと
eSIMはIPhoneでもAndroidでも、QRコードを読み込むことでダウンロードが可能です。日本で使っている回線と新しく入れた回線がわからなくならないように、海外で使う回線には名前をつけておくと分かりやすいでしょう。
6-2.現地に着いてからすること
Androidの場合、eSIMの回線をオンにしたら、「モバイルデータ通信」と「ローミング」をオンにします。その後アクセスポイント名から新規APN(新規アクセスポイント)を作成し、最後にこの新規APNを選択したら利用可能です。
Androidでは機種によって設定の方法や文言が違うことがあるため、事前に利用開始方法を確認しておくのがおすすめです。
eSIMでネットに繋がらない場合については以下に詳しく解説しております。合わせてご覧ください。
7.アメリカ・ハワイ旅行でeSIMを使うならHanaCell(ハナセル)がおすすめ
短期プリペイドeSIMは、旅行日数(7日間、15日間、30日間)によってeSIMを選べます。
ハナセルの公式サイトでお申込みいただいた後、すぐに利用開始いただけます。
ハナセルの短期プリペイドeSIMの詳細や、対応機種の確認はこちらのページをご覧ください。
日本語でストレスフリー
園田 沙理さん
問い合わせの対応も比較的はやく、とても丁寧です。また、日本語で問い合わせられるためストレスフリーでとても助かります。
初めてのeSIMでもストレスなし
トッシーさん 旅行先:ハワイ、7日間eSIM利用
通話およびデータ通信ともストレスなく利用できました。また、設定方法も丁寧なガイドのおかげで簡単にできました。ありがとうございました! 以前はSoftbank契約でアメリカ放題を使っていたのですが、Ymobileに変更した後はWifiルーターをレンタルしていました。しかし、通話が出来できず、現地チャーリータクシーやレストランの予約に困っていました。今回初めてeSIMを使い、通話が普通に出来て本当便利でした。今後もeSIMを利用させていただきます。
スムーズに利用できた
FAさん 旅行先:アメリカ合衆国、7日間eSIM利用
本当に簡単な手続きやスムーズな切り替えで、携帯が日本と同様にすぐに使用できた為、快適な滞在ができました。ありがとうございました。
質問への対応がよかった
しこうさん 旅行先:ホノルル(ハワイ)、7日間eSIM利用
質問にスピーディーにわかりやすく答えてくれた。とても親切だったのでまた利用したいと思う。
まとめ
日本で使っているSIMカードを紛失・破損するリスクもないため、eSIMが使える機種であれば、eSIMを選んでおいて間違いはないでしょう。