医療費が高い海外では、数日間の入院でも数百万の医療費が発生します。
中には、ただの頭痛や咳で旅行先の病院で受診したところ、重大な病気が発見され、数日間の入院を余儀なくされたケースも実際にあります。
せっかくの楽しい海外旅行を台無しにしてしまわないためにも、海外旅行保険はできるだけ入っておくことをおすすめします。
そこで今回は、海外旅行保険の必要性から、海外旅行保険の選び方・補償内容、さらに海外旅行保険の他に準備する物まで徹底的に紹介します。
海外旅行を計画している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
1.海外旅行保険の必要性
楽しいイメージのある海外旅行でも、交通事故や食中毒などの「思いがけないトラブル」がもちろん存在します。
また、海外は日本よりも医療費が高額です。
海外旅行保険に加入していない場合、病気やけがなどをしたときの治療費が高額になる可能性は、十分にあると言っても過言ではありません。
日本で国民が必ず加入する健康保険には、海外で治療を受けた場合でも治療費を一部負担してくれる「海外療養費制度」という制度があります。
海外療養費制度は、日本で同じ治療を受けた場合と比較して金額が低い方を基準に、70%をカバーしてくれる制度です。
しかし、海外では医療費が高いため、多くの場合で全額はカバーできません。
特にアメリカでは医療費が高く、虫垂炎などの命に関わる手術ではないものでも100万円以上の費用を請求されることがあります。
1-1.海外旅行保険に加入したとき・しなかったときの違い
海外旅行保険は掛け捨てとなるため、保険を利用しなかった際は「もったいなかった」と思うことも仕方ありません。
しかし、もし保険を利用する事態となったとしたら「本当に助かった」と痛感する人がほとんどであることも事実です。
海外旅行保険に加入せずにトラブルになった場合、医療費などは大きな負担となり、ダメージは相当大きくなります。
また、海外旅行保険に加入していない場合、支払いなどについて現地の言葉でのやり取りとなるため、トラブルとなる可能性も高いです。
しかし保険に加入していると、治療費などの手続きはもちろんのこと、病院側への支払い保証を行い一連の必要な手続きを海外旅行保険会社が行ってくれます。
具合が悪いときに、治療費や手続きなどのやり取りを行うことは非常に困難です。
健康保険の海外療養費制度を使用するときには、医師のサインや診断名、治療費の明細書や領収書などが必要となります。
現地の言葉ができない場合は、必要書類の依頼をするだけでも相当の労力を要するでしょう。
2.海外留学保険は補償内容で選ぶことが大切
保険の使用には、けがや病気のとき、物を壊してしまったときなど、さまざまなシーンが想定されます。
海外旅行における保険選びで重視するポイントについてアンケートを取ったところ、やはり補償内容を重視して保険を選ぶ人が多いようです。
保険に頼らなくても問題なければ良いですが、保険に加入していない場合や、保険の補償に含まれない事由に対する支払いをする場合は自己負担で対応しなければなりません。
高額の場合、トラブルに発展することもあります。
そのため、海外旅行保険を選ぶ際は、補償の対象・対象外の事項を把握しておくことが重要です。
ここからは、具体的な補償内容について解説します。
2-1.けが・病気になった場合の補償
病気になったりけがをしたりした場合の治療費や入院費、治療のための交通費、宿泊費などは、補償の対象とされます。
また、日本の家族が現地に向かうための救援費用(交通費や宿泊料など)も補償対象です。補償限度額が決まっているため確認しておきましょう。
ただし、糖尿病や高血圧などの持病が悪化した場合や歯科治療費は補償対象外となるため、注意しましょう。
他には、死亡した場合や後遺症が残った場合の補償や、遺体の移送費もカバーすることが可能です。
2-2.交通機関利用時にトラブルに巻き込まれた場合の補償
海外では、飛行機や電車などが遅れたり欠航になったりすることが珍しくありません。
海外旅行保険には、交通機関の利用時にトラブルに巻き込まれたときの補償があります。
例えば、渡航先で飛行機が発着遅延または欠航すると、宿泊したり身の回り品を買ったりする必要があります。
その場合、余計にかかった宿泊費や日用品などの費用も補償対象です。
また、空港で預けた手荷物が届かない場合や、遅延・破損という場合も補償の対象となります。
2-3.物を傷つけてしまった場合の補償
旅行先では、故意でなくても物を傷つけてしまうケースがあります。
例えば、ホテルの設備や備品などを壊したり汚したりしてしまった場合です。
海外旅行保険に加入していると、その費用もカバーしてくれます。
また、買い物に出かけた際に店の高価な品物を壊してしまったときや、他人の所有物を壊した場合も補償対象となります。
傷つけた物によっては高額になることがあるため、もしものトラブルに備えておくなら付けておきたい補償の一つです。
3.海外旅行保険以外で用意するべき物とは?
海外旅行や海外に滞在する場合、海外旅行保険の他に準備すべき物は、クレジットカードと海外SIMです。
クレジットカードは高額の現金を持ち歩かずにすむなどのメリットがあります。
また、実際に海外旅行保険を利用することになった場合、状況の報告や必要な手続きを行うために保険会社などに電話することになります。海外SIMを使えば、海外でも慣れた携帯電話で通信ができるので、調べ物や通話に便利です。
クレジットカードと海外SIMのメリットを、以下の表にまとめました。
クレジットカードのメリット | |
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高額な現金を持ち歩かなくても良い | キャッシュレスで買い物ができる。 高額な現金をすられたり紛失したりすることを考えると、クレジットカードの場合は紛失して不正に使用されても保障制度があるため安心。 |
ATMで現地の通過を引き出せる | 海外キャッシング機能があるクレジットカードは、現地のATMや銀行で現地の通貨を引き出すことが可能。 両替所がない場合でも便利。 |
海外旅行保険が付帯されたカードがある | 改めて保険に加入しなくても、海外旅行保険が付帯されているクレジットカードがある。 ただし、航空券やその他の交通費をクレジットカードで支払うことが条件になっていることも多いため確認が必要。 年会費無料のクレジットカード付帯の保険は、渡航のための交通費を支払うなど利用付帯が多いため確認が必要。 |
買った商品を盗まれた、壊れたなどのトラブルにも対応している | 買った物が壊れた、盗まれたなどのトラブルに保険サービスが付帯されていることがある。 |
日本語のサポートサービスがある | 海外主要都市にクレジットカード会員専用窓口があり、事故や病気の場合などの緊急時には日本語サポートを行ってくれる。 |
信頼度が増す | クレジットカードを持っていると、支払いの能力を証明していることと同じであるため、信用度が上がる。 また、ホテルやレンタカーなどは、クレジットカードがない場合、利用できない。 |
海外SIMのメリット | |
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費用が安い | 日本の携帯電話でも国際ローミングを使えば海外でも通信は可能だが、高額となる。普段の携帯電話に海外SIMを使用することで、安く通信を行うことができる。 |
慣れた端末で手軽に使用できる | 調べたいことやトラブルのときに手軽に使用できる。特に実際に海外旅行保険を使うようなトラブルに遭ったとに、使い慣れた携帯が使えるのは大きなメリット。 |
4.海外SIMはハナセルを契約しよう!
日本で購入できるハナセルの海外SIMについて紹介します。
ハナセルは、アメリカの格安スマートフォン・格安SIMで、アメリカ旅行をするときに便利です。
日本に無料発送してくれ、日本語だけで申し込みや契約、解約もすべてできます。
さらに、利益の大部分がアフリカと日本の給食支援に使われているため、ハナセルを利用するだけで国際協力や子どもたちへの支援にも繋がります。
◎ハナセルの特徴・メリット
- 契約手数料や州税などの追加料金がない
- クレジットカードやPayPal(ペイパル)で契約が可能
- いつでも無料で解約可能
- 8日間は返品や交換が可能
- 月額料金は$9.99〜でさまざまなプランがある
- 1ヶ月以上の利用では日割り計算してくれる
- すべてのSIMサイズに対応しており、あとからサイズ変更も可能
- 日本語のサポートがある
- デザリングが可能
プリペイドSIMは、チャージ残高を気にしなければならない点や、チャージが切れると電話を使用できない点など、さまざまなデメリットがあります。チャージが要らないハナセルは、いざという時に使えて安心です。
これらのデメリットが気になるという方は、ハナセルの海外SIMを契約してみてはいかがでしょうか。
まとめ
海外旅行中の病気やけが、交通に関するトラブルなどに対応してくれる海外旅行保険は、旅行には欠かせない強い味方です。
補償内容や補償金額などについても確認しておく必要があります。
クレジットカード付帯の海外旅行保険があるため、チェックしてみましょう。
また、実際に海外旅行保険を利用することになった場合の連絡手段も必須ですが、「海外SIMカード」があれば、海外でも自分のスマートフォンを格安に使用できます。
アメリカやハワイに行く方は、ハナセルの海外SIMなら渡米前に日本語で入手でき、使い方などでわからないことも日本語で質問することができます。
ここまでの内容を参考に、安心で安全な旅のために、海外旅行には海外旅行保険とクレジットカード、海外SIMを準備してください。