ブラックベリー、日本では人気ないですが、アンドロイドとiPhone販売前は、海外では一時流行ってましたよね。

日本ではドコモがブラックベリーの日本語対応商品を販売していますが、海外では一時とーっても良く目にする商品でした。携帯電話キャリアはほとんどが提供していて、2011年には、世界人気製造会社6番目にあげられています。(恐らく上位にあがった会社は、Samsung, Nokia, ZTE, Apple, HTC/ZTEでしょうか)
ブラックベリー

ブラックベリーは、カナダのResearch In Motion (RIM)社が開発したスマートフォンで、1997年の販売当初はQwertyキーボード付きの独特なデザインで携帯市場に参入。アップルやグーグルOSとは異なる、独自OSを開発している。ブラックべりーと言えば、ブラックベリー同士、無料でメッセージを送受信できるBlackBerry Messenger(BBM)やセキュアなプッシュメールシステムが目立った特長でしょうか。メールセキュリティーという面では、独自サーバーの利用、また暗号化された送信方法を利用し、法人利用者を確保してきました。

個人的には一時利用したことがあり、メニュー内容や操作などはとてもシンプルで、さっぱりとしたデザインのおかげで反応が素早く、メッセージ利用の多いユーザーとしては快適な商品でした。プッシュ機能でメールを設定するのに時間がかかりました。確か本体の独自IDとメールサーバー情報をオンラインで登録してから、やっと本体の設定ができたような。アンドロイドのグーグルのように、直ぐに設定できるのはうれしいですが、あまりにも簡単に情報がシンクされるので少し不安になります。グーグルは検索結果なども記録されているし。。。

アンドロイド、iPhoneが主流化してきたこの数年では、ブラックベリーの売り上げも減少。アプリやソフトなどの互換性、スクリーンサイズ、またサーバー利用にかかる追加料金が人気を影響してしまったかと個人的には感じています。

今ではタブレットの販売など、新しい取り組みは見えるものの、どうしても他のスマートフォンに比較して、もう一つユニークな優れている機能などがほしいところです。

そんなブラックベリーですが、近々RIMから次の端末の情報を公開する予定があるようです。

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監修者
ハナセル店長 吉田

モベルコミュニケーションズ取締役
アメリカ携帯電話業界に20年携わる専門家

小学生の頃に日本を離れた後、海外の大学に進学。海外携帯電話会社に入社し、現在も海外生活を続ける。
2007年、一時帰国の度に感動する日本品質のサービスを米国在住者にお届けしたいという想いから、日本人のためのアメリカ携帯サービス「HanaCell(ハナセル)」を立ち上げる。
コラムでは、一般の方にもわかりやすいアメリカ携帯電話に関する情報や、バイリンガルを活かしたアメリカ生活情報の発信・監修を行っている。

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コメント

  1. HanaCell 吉田 より:

    ちなみに私が使っていた時一番うれしかったのは、アンドロイドやiPhoneよりも電池の持ちが遥かに良かったことです。

  2. HanaCell 吉田 より:

    新プラットフォーム、ブラックベリー10が、いよいよ2013年1月30日ローンチです!

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