突然ですが、アメリカで生活する中で、無性に日本の番組が観たくなる時ってありますよね? そう、お茶漬けが食べたくなるのと同じように。
近年日本コンテンツの海外展開が進んでいる中、アメリカでも日本のテレビ番組を視聴できる機会が増えてきたように思います。
そんな中、昨年開局した日本語放送チャンネルがあります。名前は「米国版ファミリー劇場」。懐かしのバラエティや人気ドラマから、ニュースやアニメまで幅広く放送しているチャンネルです。
そして、アメリカ在住日本人向けのサービス同士のタイアップということで、
月に1回、ハナセルのブログでおすすめ番組を紹介していくこととなりました!
第1回目の今回は、ついに平成最後の月ということで、アメリカでも観ることができる
「平成が生んだ裏家業ドラマ」3作品をご紹介!
1. 「静かなるドン」
©光和インターナショナル
まず初めは、日本のザ・裏家業とも言える”ヤクザ”ドラマ「静かなるドン」
“ヤクザドラマ”と言うと冷徹なシリアスものをイメージしてしまいますが、本ドラマはこのジャンルでは珍しく、コメディ要素がふんだんに取り入れられたドラマとなっております。
昼は平凡なサラリーマン、夜はヤクザの三代目総長という、まったく異なる二つの顔を持つ主人公(中山秀征)を、時にコミカルに描く痛快エンターテインメント。
人気漫画が原作で、今まで数多く実写化されてきた作品ですが、「米国版ファミリー劇場」で放送されているのは、ちょうど25年前に放送された中山秀征主演のドラマ版。
中山秀征を中心に、鹿賀丈史や阿藤海、なぎら健壱など実力派俳優が脇を固めます。
それにしても、2019年現在の石田ゆりこさんの美貌が、1994年出演時とほとんど変わらないということにただただ驚きです。
2. 「夜逃げ屋本舗」
©光和インターナショナル
2つ目の作品は、“夜逃げ”を手伝うプロフェッショナル「夜逃げ屋」の活躍を描く社会派ドラマ、「夜逃げ屋本舗」。
「正しい借金の踏み倒し方、教えます。」という、いかにも“裏家業”感が満載のキャッチフレーズではありますが、こちらも「静かなるドン」と同じく、コミカルなシーンが目白押しの作品。
主演は、今も第一線で活躍されている中村雅俊さん。
また、国分太一や東幹久、篠原ともえらが繰り出すユニークなかけあいも見どころの一つ。
スーツのサイズや色、女性のメイクなどを見ると、平成初期のあのころを懐かしく思い出させてくれる作品ですね。
ちなみに本作品に出てくる「夜逃げ屋」の社名は「ミッドナイトラン」。
これは、おそらく直訳からきているのだと思いますが、英語では”Moonlight Flit”というみたいですね!
3. 「コードネームミラージュ」
©2017 OHJI HIROI / CODE MIRAGE PARTNERS
最後の裏家業ドラマは「秘密諜報機関」をテーマにしたアクション刑事ドラマ、「コードネームミラージュ」。(2017年)
警察内に組織された秘密諜報部隊「K13」。この「K13」の活動はごく限られた者にしか知られておらず、メンバー達は記録上この世に存在しない。
従来の日本の刑事ドラマといえば、「止まれー!」と言いながら銃を空に向けて撃つような作品が多いですが、このドラマは、極悪人を撃ってから「止まれ!」と言うような、今までにないリアルと残酷さを追求した刑事ドラマです。
主演を演じるのは、仮面ライダーやイケメンパラダイスに出演していたイケメン俳優の桐山連。その他にも、要潤や武田真治など、平成に活躍したイケメン達が目白押しです!
以上3作品をご紹介しましが、皆さんの中には、平成初期の作品がドンピシャ!という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
「米国版ファミリー劇場」では、上記3作品以外にも、4月は「ドリフ大爆笑」や「科捜研の女」等も放送しているようです。
英語字幕がついていないので、日本で観ていたままの感覚で、日本のテレビを楽しむことができます!
視聴方法や番組情報は、WEBサイトをチェックしてみてください! https://fami-geki.tv
公式Facebook https://www.facebook.com/us.famigeki/
公式Twitter https://twitter.com/fami_geki_us
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