サステナビリティ
(社会貢献活動)

SIMカードで世界から貧困をなくす

世界で活躍する日本人の皆さまに、母国語で安心して使える携帯電話サービスを届けたいという想いから生まれたハナセル。しかし、私たちにはその他にも大きな目的があります。それは世界の貧困問題を解決するための支援活動です。

アフリカにあるマラウイという国をご存知でしょうか? 2017年の1人当たりの名目GDPが世界でワースト3という、非常に貧しい国です。ハナセルの運営会社Mobell Communicationsは日本とイギリスに非営利団体を設立し、マラウイで人々が自立した生活を送れるよう様々な支援活動を行っています。

ハナセルのSIMカードをご利用いただいているお客さま全員がこの活動のサポーターです。世界から貧困を無くす活動をさらに広げていくためにも、これからも皆さまにご満足いただけるサービスの提供に努めてまいります。

Mobellグループの非営利団体

せいぼじゃぱん

Seibo Japan
「おなかを減らしているすべての子どもに給食を!」という長期目標を掲げて、給食支援活動に取り組んでいます。2024年現在、マラウイの幼稚園と小学校に通う1万8000人の子どもたちに給食を提供しています。

Krizevac Project

Krizevac Project
貧困に苦しむ人々の生活が豊かになることを目標に、現在は主にマラウイで活動しています。人々の自立を促すべく、学校の設立、必要最低限の物資提供、生活基盤となっている社会の変革を主な活動としています。

吉田店長のアフリカ訪問記

2023年8月、吉田店長が支援活動を行っているアフリカ現地を訪れました。

Krizevac Projectでは、アフリカ マラウイで質の高い教育の提供や、雇用創出、必要最低限の物資提供など、人々の自立を促す支援活動を行っています。今回は、新しく建設した学校のオープニングセレモニーや保育園の訪問などをさせていただき、とても活気に満ちた様子を感じることができました。

現地での写真を少しご紹介いたします。

マラウイにて現地の方との写真

現地の方にあたたかく迎えいれていただきました。

保育園

保育園です。ボールや三輪車を使って、みんな元気いっぱいに遊んでいました。

Marry Queen of Peach Catholic Institute オープニングセレモニー

Marry Queen of Peach Catholic Instituteのオープニングセレモニーです。女の子たちのダンスに釘付けでした。施設内には、幼稚園・小中学校・カレッジと体育館もあります。

テレビ局取材

現地のテレビ局の方が取材に来られていました。

学校などの施設近隣には大自然が広がる

学校などの施設から車で45分ほどの距離に自然が広がっています。

Beehive Technology and Enterprise Campass

オープニングセレモニーを行った学校とは別に、現在建設中のBeehive Technology and Enterprise Campassです。

SDGsへの取り組み

ハナセルがSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて行っている取り組みを、Mobellグループのアフリカ・マラウイでの支援活動と共に紹介します。

子どもたちに給食を

子どもたちに給食を

マラウイが大干ばつに襲われた2016年から現在まで、40校の保育園と12校の小学校に通う子どもたちに、継続的な給食支援活動を行っています。

無償で小学校教育を受けることができるマラウイですが、実際には小学校の卒業率はわずか35%です。中でも女子ほど教育を受けらていません。幼稚園や小学校で給食を提供することは、貧しい子どもたちの空腹を満たすだけでなく、学校へ通うきっかけにもなります。

また、マラウイの多くの地域では、清潔な水が手に入る環境が整っていません。 給食支援活動の一環として学校に井戸を建設することで、そこに通う子どもたちはもちろんのこと、コミュニティ(地域社会)全体に安全な水を届けています。

子どもたちに給食を

質の高い教育を

質の高い教育を

次の世代を担う子どもや若者たちが教育を受けるということは、生徒たちが知識や職を得られるというだけでなく、コミュニティ(地域社会)全体が貧困から抜け出す手助けになります。

2010年にマラウイのチロモニ村に保育園と職業訓練校を設立し、質の高い教育を提供するとともに、教職員の雇用を生んできました。職業訓練校ではリーダーシップとIT技術という、実用性の高いスキルを学ぶことができます。

次の目標は、小中高も含めた高品質な学校教育を提供することです。2022年、新しく建設した小学校に初めの生徒たちが入学しました。また、キャンパス内にセカンダリースクール(中高等学校)と、生徒や地域住民が利用できる運動場の建設が進んでいます。各校舎はマラウイとヨーロッパの建築家が設計し、ソーラーパネルを設置するなど、環境に配慮しています。

質の高い教育を

人々に働く機会を

人々に働く機会を

マラウイでは人口の9割が農業に携わっていますが、生産性は低く、1人当たりの所得が非常に少ない国として知られています。そんなマラウイでの雇用を増やすため、様々な分野のソーシャルエンタープライズ(社会的企業)を設立してきました。この活動により、今までに7,000人以上の雇用を生み出しています。

その中の例をいくつか紹介しましょう。Beetechでは、マラウイの公用語の1つが英語であることを活かし、国外の企業の情報デジタル化を支援するデータ入力サービスを行っています。また先述したように、キャンパスの建設や学校で働く教職員の雇用を生んできました。

また、現地で立ち上げた建設会社「Beehive construction」では、Krizevac Projectの施設を建設し、レンガの製造・販売も行っています。

これらの事業で得られた利益をコミュニティのために投資することで、人々が貧困に苦しむことが無い、持続可能な社会の実現を目指しています。

人々に働く機会を

ハナセルを使うだけで社会貢献できる

これまで紹介してきたアフリカ・マラウイでの活動は、その大部分がハナセルの運営会社Mobell Communicationsからの資金で運営されています。ハナセルのアメリカ携帯サービスやジャパンSIMカードをご利用いただくだけで、世界から貧困を無くす活動をサポートできます。

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