アメリカの携帯電話番号を取得する方法。SMS認証にも便利
近年は連絡方法にメッセージアプリやメールを使うことが多いですが、 アメリカ滞在中にアメリカ現地の携帯電話番号やSMSがあると便利な場面もあります。
しかし、国際ローミングやWiFiレンタル、一般的な海外旅行用eSIMでは、アメリカの携帯電話番号を使うことはできません。
当記事では、アメリカの携帯電話番号を取得する方法や、どのような場面でアメリカの携帯電話番号やSMSが必要となるのかを解説します。
アメリカの携帯電話番号・SMSを取得する方法
日本人であっても、次のような方法でアメリカの携帯電話番号やSMSの取得することは可能です。
1. SkypeなどのIP電話サービスを使う
SkypeなどのIP電話サービスを利用するとアメリカの電話番号を取得できます。IP電話サービスでは、インターネットを介して通話やSMSメッセージの送受信を行います。
電話番号の取得は比較的簡単ですが、サービスに限界があり、全ての用途には対応できない場合があります。銀行や政府機関、一部のオンラインサービスなどのSMS認証に使えない場合があります。
2. アメリカの携帯電話会社と契約する
アメリカの通信キャリア(AT&T、T-Mobile、Verizonなど)と契約することで、アメリカの電話番号を取得することが可能です。ただし、契約時にアメリカの住所や社会保障番号(SSN)などの情報が求められる場合が多く、日本人にとっては契約が難しいです。
このように、日本人でもアメリカの携帯電話番号とSMSを取得することは可能ですが、一部の機能が使えなかったり、手続きや条件が難しい場合があります。
日本人でも簡単にアメリカの携帯電話番号・SMSを取得する方法
日本人向けのアメリカ携帯電話キャリアであれば、日本人でも簡単にアメリカの携帯電話番号・SMSを取得することができます。
日本人のためのアメリカ携帯電話サービスを提供するHanaCell(ハナセル)では、アメリカの携帯電話番号とSMS付きのSIMを渡米前に契約できます。日本語のWEBサイトから申込んだ後、eSIMの場合はスマホにダウンロードして使います。物理SIMは、日本またはアメリカまで送料無料でお届けします。
1. 長期的にアメリカの携帯電話番号とSMSが使えるeSIM、物理SIM
長期的に使うアメリカの携帯電話番号を取得したい場合は、ハナセルのアメリカ携帯長期プランがお勧めです。
5種類の料金プランがあり、一番安いプランは月$9.99。すべてのプランで、米国内でのSMSが使い放題です。アメリカから日本へSMSを送る場合も使い放題の対象となります。
音声通話はお選びいただくプランによって「米国内通話使い放題」または「米国内通話 $0.27/分」となります。アメリカでは通話の着信にも通話料金がかかるので、どのくらい通話するか分からない場合は、使い放題がおすすめです。
また、日本にいても通話やSMSがお手軽な価格で使えます。5種類の料金プランすべてで、日本での通話は$0.27/分(国内発信・国際発信・着信ともに)、SMS送信は$0.10/通、SMS受信は無料です。
ただし、日本でのデータ通信は高額なので、必ずスマートフォンのデータローミング設定をオフにしてください。
※米国外でデータ通信を利用すると、$0.27/MBのデータ通信料金がかかります。これは1GBに換算すると$276と非常に高額です
※一部の端末はVoLTE国際ローミングに対応していないため、米国外で利用できない場合があります
5種類の料金プランがあり、最安プランは月$9.99~
米国にいる間、全プランでSMS(テキスト)が使い放題
米国内通話は「使い放題」または「$0.27/分」
日本でも通話とSMSが使える(SMS受信は無料)
物理SIMとeSIMから選べる
いつでも無料で解約できる
2. 旅行中にアメリカの携帯電話番号とSMSが使えるeSIM
今回のアメリカ・ハワイ旅行の期間だけアメリカの携帯電話番号を使いたいという用途なら、ハナセルのアメリカ短期eSIMがお勧めです。旅行者向けの海外eSIMはデータしか使えないものが多いですが、ハナセルのアメリカ短期eSIMはアメリカの携帯電話番号で音声通話とSMS(テキスト)が使えます。
米国内通話が使い放題
SMS(テキスト)が使い放題
アメリカ・ハワイのみで利用可能(日本では利用できません)
短期利用に便利なeSIM(物理SIMは販売していません)
利用期間が終わると自動解約になります
アメリカで携帯電話番号・SMSが必要な場面
アメリカの電話番号の取得方法を紹介してきましたが、それがあるとどういった場面で便利になるのでしょうか。アメリカで携帯電話番号やSMSが必要となる場面には以下のようなものがあります。
アメリカ在住の友人との連絡
アメリカに住んでいる友人やホストファミリーなどとの連絡を取りやすくなります。現地の番号を持つことで、相手が国際電話料金を気にせずに通話できます。またアメリカでは個人間でもSMSでメッセージのやり取りすることがあります。
タクシーや配車サービス、レンタカー
アメリカでタクシーの予約や配車サービス(Uber、Lyftなど)、レンタカーを利用する際、アカウント作成や認証に携帯電話番号やSMSが必要です。ドライバーとの連絡や緊急時対応にも通話やSMSが利用され、ドライバーの到着時や遅延情報がSMSで通知されるサービスもあります。
レストランの予約、テイクアウトやデリバリー
レストランの予約時に連絡先電話番号が必要になります。アメリカでレストランを予約する方法は、電話予約、レストランの公式ウェブサイト、OpenTableやYelpなどの予約アプリなどがあります。また、テイクアウト、デリバリーサービス(Grubhub、DoorDash、Uber Eatsなど)の注文確認や配達状況の通知にもSMSが利用されます。
オンラインショッピング
ショッピングサイトによっては、注文確認や配送ステータスの通知のために電話番号を求められることがあります。また、セキュリティ強化のためにSMS認証が必要となる場合があります。これは利用者の安全性を保つための措置です。
銀行や金融サービス
ほとんどの銀行では口座開設時に電話番号が必要です。また、オンラインバンキングや決済アプリ(例:PayPal、Venmo、Cash Appなど)は、取引の確認やアカウントの保護のためにSMS認証が利用されます。
オンラインサービスの利用
オンラインサービスやアプリを利用する際に、一部のサービスは現地の電話番号を要求することがあります。また、セキュリティ強化のためにSMS認証が必要となる場合があります。
緊急時の連絡手段
アメリカ滞在中に緊急事態が発生した場合、現地の番号を持っていると警察、救急車、その他の緊急サービスに迅速に連絡を取ることができます。
このように連絡先またはセキュリティ強化のために、アメリカで携帯電話番号とSMSは不可欠なものとなっています。 長期旅行や留学、出張、駐在などでアメリカにしばらく滞在する場合、日常生活や仕事、様々なサービスをスムーズに利用するために、携帯電話番号とSMSは欠かせない要素です。
短期旅行者の場合、国際ローミングサービスを利用して日本の携帯電話番号で代用するか、現地のSIMカードを使うことで通信料金を抑えることができます。
まとめ
以上、アメリカの携帯電話番号・SMSの取得方法と、それが必要になる場面を解説しました。 この記事がアメリカの携帯電話番号やSMSを取得する際のお役に立てれば幸いです。
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